FOMC待ちの局面か?(20/7/29)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に下落する動きとなっています。

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FOMC待ちの局面か?(20/7/29)

FOMC待ちの局面か?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:11033.0ドル(-0.68%)
イーサリアム:320.75ドル(-0.36%)
リップル:0.23297ドル(+2.72%)
ビットコインキャッシュ:295.02ドル(+8.44%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に下落する動きとなっています。ただ、下値の堅さが意識される状況であり、ここから調整の動きが入るかどうかは不透明な状況です。とはいえ、FOMCを控えて米国株式市場に調整の動きが入っており、様子見ムードが強まりやすい局面ではあります。FOMCにおいてハト派的な金融政策が強まることになれば、市場のリスク志向の動きが強まり、仮想通貨(暗号資産)市場にも資金が流れこみやすいところではありますが、事前の期待感の高さから知ったらしまいといった展開を誘発する可能性も頭には入れておいたほうが良さそうです。一方、その他のコインはビットコインキャッシュが大きく続伸する一方、イーサリアムがやや上値を抑えられています。

さて、上述した通り今日は米国で金融政策が発表となります。市場はかなり期待感を高めているように見えますが、実際問題としては経済指標は改善傾向にあり、株価も堅調地合いで推移しています。コロナウィルスの第2波に対する警戒感は根強いものの、ここからさらに強力な緩和を推し進めていくのかどうかといったところには疑問が残ることも事実です。政府の追加財政策の交渉難航も伝わってきており、先行きにやや不透明感が漂う局面となっています。

問題はFOMCが市場の期待にこたえられなかった場合、失望感から株式市場で手じまい売りが強まる可能性があることでしょう。米中の対立が激化する中で、経済はそこまで楽観できるものではないのではないかとみていますが、FRBがどういった判断を下すのか、今日のFOMCとその後のパウエルFRB議長の会見で株式市場がどういった動きを見せるのかに注目でしょう。

ところでコロナウィルスの第2波に関しては、特に英米で感染拡大が顕著となっていますが、今のところ株式市場などへの影響は軽微といったところではないでしょうか。治験薬の開発に対する期待感などもあり、意識されていないように思われます。ただ、経済指標が再び悪化などということになれば、警戒感が一気に強まる展開もあり得るだけに、注意は怠れません。

また、米国立アレルギー感染研究所のアンソニー・ファウチ所長が米大リーグのシーズン続行が危うくなった可能性があると指摘しています。これはマイアミ・マーリンズの選手12人とコーチ2人が新型コロナウィルス検査で陽性と判明したことを受けての話ですが、仮に大リーグが中断などということになれば、人々の不安心理を高めることはあり得るところでしょう。ファウチ所長は現状ではまだ中断の必要はないとしていますが、今後の推移を見守りたいところです。

コロナウィルスに関しては長期間にわたり材料視されてきただけに、市場には十分に織り込まれており、大きな反応は見せないという見方もできるかと思います。現に、米国での感染拡大にも関わらず、米株は堅調地合いを維持しています。しかし、ふとしたきっかけでここまでの流れが急転することもあり得るだけに、特に株式市場の動向は注視すべきでしょう。株式市場が崩れなければ、仮想通貨(暗号資産)市場もしっかりとした動きを継続する可能性は高いのではないかと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σである10620ドル前後の水準を大きく上回る水準での推移を続けており、上値が見えにくい展開が続いています。11000ドル前後の水準が目先の節目となっている状況であり、ここをしっかりと上抜けてくるかがポイントとなりそうです。調整が入った場合はバンドの+2σと10000ドルが節目となりそうで、特に10000ドルで支えられるかは今後の展開を占う上でも重要な価格となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをバンドブレイクして一気に上値を拡大しています。バンドの+2σからの乖離が大きくなっているので、その修正が入る可能性はありそうです。ただ、バンド幅の拡大基調は継続しており、バンドウォークが維持される可能性は高いところです。一時的に調整の動きが入っても、安易な戻り売りはリスクが高そうです。バンドの-2σの方向感に注意しながらの対応となりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが高値圏での推移ですが、デットクロスが意識されています。とはいえ、下落の勢いは弱く、底堅い動きが展開されています。このまま高値圏での動きを維持するかどうかに注目ですが、目先はまだ買いの流れが意識される状況ということができそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを坂東ウォークする動きからやや調整の動きが意識されてきています。バンドの-2σが下落基調から上昇へと転じており、バンドの±2σが上昇する形となっています。トレンドそのものは上向きながら、調整を入れながらの動きが展開されやすい局面です。一時的には上値を抑えられる可能性が高まっていますが、下値は堅く、再度上値を更新する展開も視野に入るところです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは一時的な上げ下げはあるものの、基本的には高値圏での推移を継続しており、底堅い動きが展開されています。買い優勢の流れが継続されていますが、ここからも高値圏での動きが維持されるのかどうかに注目が集まりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

12000ドル:心理的な節目
11250ドル:2020年の高値
11210ドル:昨日の高値

11030ドル:現在値

11000ドル:心理的な節目
10760ドル:昨日の安値
10620ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10000ドル:心理的な節目
9530ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
8450ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
4000ドル:2020年の安値

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