FOMCを通過(20/7/30)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移となっています。

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FOMCを通過(20/7/30)

FOMCを通過

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:11255.5ドル(+2.43%)
イーサリアム:322.53ドル(+0.90%)
リップル:0.24501ドル(+4.78%)
ビットコインキャッシュ:291.70ドル(-0.69%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移となっています。米株高やドルの軟調地合いが意識されており、買い意欲が強まっています。その他のコインも全体的にはしっかりとした動きとなりましたが、ビットコインキャッシュはここまでの上昇に対する調整の動きが意識されて上値を抑えられています。

市場の注目を集めていたFOMCですが、金利の据え置きを全会一致で決定しています。さらには声明でハト派的な見解を示しており、概ね市場の予想・期待通りの結果だったのではないかと思われます。緩和の効果を高める追加策が検討されており、発表後は米株の上昇やドルの軟調などが意識されています。ドルは2年ぶりの安値水準となっています。こうした流れはビットコインにとっては好感されるべきものであり、今後も底堅い動きを継続する可能性が高まっています。問題となりそうなのは『知ったらしまい』といった動きが展開されることなどですが、とりあえず目先はそういった動きは強まっていません。

こうした動きを受けて、仮想通貨(暗号資産)投資信託を手掛けるグレイスケール・インベストメンツはわずか2週間で運用資産を10億ドル増加させることに成功したとツイッターに投稿しています。価格の急激な上昇が運用成績の向上に寄与したことは疑いようもありませんが、こうした報道が仮想通貨(暗号資産)投資信託への資金の流入を促す可能性は高まるでしょう。

仮想通貨(暗号資産)を取り巻く環境自体はそこまで大きく変化はしていないと考えていますが、株式市場の上昇やドルの軟調などに伴い価格が上昇していることは事実であり、価格の上昇に伴いマイナーの収入の増加やハッシュレートの上昇などがみられているという好循環が展開されています。株式市場の先行きに対しては警戒感も残りますが、FEDは長期間ハト派的な姿勢を維持することが想定されており、過剰流動性相場が継続する可能性は高そうです。そうなれば、仮想通貨(暗号資産)市場にも資金が流入し、さらに価格を押し上げるといった流れとなっていきそうです。

三峡ダムの決壊に対する懸念やコロナウィルスの第2波に対する警戒感とそれに伴う米雇用統計など、市場を揺るがしかねない問題は依然として残っていますが、『もうはまだなり』ではありませんが、安易な戻り売りもリスクが高そうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σである10920ドル前後の水準を大きく上回る水準での推移を続けており、上値が見えにくい展開が続いています。11000ドル前後の水準を抜けたことで、次は12000ドルを目指す展開となりそうです。調整が入った場合はバンドの+2σと10000ドルが引き続き意識されることになりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをバンドブレイクしてそのままバンドウォークする展開です。バンドの-2σが下落基調を維持しており、バンド幅の拡大を伴いながらの動きです。ここからさらに上値を拡大する展開となってもおかしくないので、安易な戻り売りは危険でしょう。バンドの-2σが横ばいから上昇といった動きになれば、調整の動きが意識される可能性が高まるため、バンドの-2σの方向感に注意しながらの対応となりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが高値圏での推移を継続しています。一時デットクロスとなる場面もありましたが、再度上昇に転じています。上値余地はほとんどないものの、買いの流れは維持されています。高値圏から外れてくるまでは売りは仕掛けにくい状況と言えそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σからの調整の動きが意識されていましたが、+1σで支えられて持ち直す動きが展開されています。バンドの±2σは上昇基調であり、トレンドそのものが上向きです。再度バンドの+2σまで上昇する可能性は十分にあるでしょう。ただ、バンドブレイクからバンドウォークといった大きな動きにはなりにくいところとなっています。一時的には調整の動きが入ってもおかしくない形ということができそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは一時的な上げ下げはあるものの、基本的には高値圏での推移を継続しており、底堅い動きが展開されています。目先も上昇基調となっており、買い優勢の流れが意識されています。上値余地はほとんど無いものの、高値圏での推移を継続している限りはしっかりとした動きが維持されやすい局面と言えそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

12000ドル:心理的な節目
11270ドル:2020年の高値
11270ドル:昨日の高値

11260ドル:現在値

11000ドル:心理的な節目
10930ドル:昨日の安値
10920ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10000ドル:心理的な節目
9630ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
8340ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
4000ドル:2020年の安値

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