ビットコイン円、方向感を見出しづらい時間帯。オプションカットやCMEのSQに要警戒(7/31朝)

30日(木)のビットコイン円相場は高値圏で一進一退。

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ビットコイン円、方向感を見出しづらい時間帯。オプションカットやCMEのSQに要警戒(7/31朝)

ビットコイン円、方向感を見出しづらい時間帯。オプションカットやCMEのSQに要警戒

〇ビットコイン円116万円台で底堅い
〇テクニカルな地合い強いが、暗号資産AMPL下落などファンダメンタルズの懸念材料多い
〇株価の値崩れ、需給変化要注意、ビットコイン反落がメインシナリオ
〇本日の予想レンジ110.0万円ー120.0万円

昨日の概況

30日(木)のビットコイン円相場は高値圏で一進一退。①日本時間早朝に発表された米FOMC(連邦公開市場委員会)にて積極的な緩和方針の継続が示されたこと(法定通貨のインフレリスク→金価格上昇→デジタルゴールドと称されるビットコインへも資金流入)や、②米中対立激化を嫌気した逃避目的のビットコイン買い需要(中国主導のUSDTからBTCへの大規模資金シフトの思惑)、③アルトコインの堅調推移、④ハッシュレートの底堅い動き、⑤USDT(テザー)の相次ぐ新規発行が支援材料となり、本稿執筆時点(日本時間午前4時50分現在)では、116.5万円前後での底堅い動きが続いております(但し、新型コロナ感染拡大リスクが残存する中、前日に記録した高値118.5万円には一歩届かず)。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、6/27に記録した安値95.1万円をボトムに反発に転じると、7/28には、一時119.7万円(約11ヶ月ぶり高値圏)まで急伸しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや一目均衡表雲上限を上抜けした他、強い買いシグナルを示唆する三役好転や、強い上昇トレンド入りを示唆するバンドウォークも発生するなど、テクニカル的にみて「地合いの強さ」を印象付けるチャート形状となっております。

但し、ファンダメンタルズ的に見ると、①新型コロナウイルス第2波を巡る懸念や、②米中対立激化の恐れ、③欧米株及び原油先物価格の割高感(上記①②がリスクアセット売りに繋がる恐れ=日米欧の金融政策イベントを通過したことで過剰流動性相場の逆流リスクに要警戒)、④アルトコインに見られるバブルの様相(大規模なポジション調整リスクを孕んでいる状態=過熱感が警戒されていた暗号資産AMPLは既に急落)など、ビットコイン円相場の反落を想起させる懸念材料は少なくありません。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的に「地合いの強さ」が見られるものの、ファンダメンタルズ的な弱さが続伸を阻むシナリオが想定されます(2日連続で高値を更新出来ず)。新型コロナ第2波リスクを巡るヘッドラインや米中対立激化に関する続報、アルトコインの動き(アルトコインバブルの持続性)、オプション勢のポジショニング(インプライドボラティリティが急低下しており、オプション市場におけるショートガンマリスクは大きく低下)、米FOMC通過後の材料出尽くし感を睨みながらも、当方では、ビットコイン円相場の反落リスクをメインシナリオとして予想いたします(米主要株価指数が値を崩しつつある中、過剰流動性相場の逆流を通じたビットコイン売りに要警戒)。尚、本日は月末オプションカット(日本時間17時)や、CMEの7月限月SQ(日本時間24時)を巡る需給変化にも注意が必要です。

本日の予想レンジ:110.0万円ー120.0万円

ビットコイン円、方向感を見出しづらい時間帯。オプションカットやCMEのSQに要警戒

ビットコイン円日足

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