ビットコイン円、高値圏で一進一退。新興国通貨や金価格を睨みながらの神経質な展開(8/10朝)

週末(7日ー9日)のビットコイン円相場は方向感に欠ける展開。

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ビットコイン円、高値圏で一進一退。新興国通貨や金価格を睨みながらの神経質な展開(8/10朝)

ビットコイン円、高値圏で一進一退。新興国通貨や金価格を睨みながらの神経質な展開

昨日の概況

週末(7日ー9日)のビットコイン円相場は方向感に欠ける展開。①米中対立激化を背景とした逃避目的のビットコイン買い需要(米中報復合戦の応酬→法定通貨から暗号資産への逃避需要)や、②世界的な量的緩和を背景としたインフレヘッジ需要の高まり(法定通貨の減価懸念→インフレヘッジを目的としたゴールド買い→デジタルゴールドと称されるビットコイン買いへの波及)、③ハッシュレートの堅調推移、④アルトコイン主導の力強い動き、⑤暗号資産オプション市場のトップサイドを織り込む動き、⑥CME先物市場における投機筋のネットショート急縮小が支援材料となり、8/8には、一時124.9万円まで上昇しました。しかし、8/2に記録した直近高値127.4万円をバックに伸び悩むと、上値の重さ(対ドルでの節目12000ドルトライ失敗)を嫌気した見切り売りが広がり、本稿執筆時点(日本時間午前5時00分現在)では、123.6万円前後まで値を落とす展開となっております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、6/27に記録した安値95.1万円をボトムに反発に転じると、8/2には一時127.4万円まで急伸しました。この間、心理的節目100万円や1万ドル、年初来高値115.0万円を突破した他、強い買いシグナルを示唆するパーフェクトオーダーや三役好転も成立するなど、テクニカル的にみて、「地合いの強さ」を印象付けるチャート形状となっております(8/2にポジション調整主導で一時116.8万円まで暴落するも、足元では再び123ー125万円レンジに回帰するなど、地合いの強さが印象的)。

ファンダメンタルズ的に見ても、①歴史的量的緩和を背景としたインフレヘッジ需要の高まり(法定通貨の減価懸念→ゴールド及びビットコインへの資金流入)や、②米中対立激化を背景とした逃避需要の高まり、③米政治の先行き不透明感(トランプ米大統領の支持率低下)、④上記①②③を背景としたドル全面安の流れ(中国勢によるUSDTからBTCへの資金シフトの思惑)、⑤新興国からビットコインへの資金流入(対トルコリラや対南アフリカランドでビットコインは急上昇)、⑥アルトコイン主導の堅調推移(暗号資産全体に見られる楽観ムード=バブルの様相)、⑦オプション市場や先物市場におけるトップサイド(BTC上昇)を織り込む動きなど、ビットコイン円相場の上昇を連想させる材料が増えつつあります。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にも、ファンダメンタルズ的にも、「地合の強さ」が確認されます。新型コロナ第2波リスクを巡るヘッドラインや、週明けの欧米株及び商品市況の動向、米大統領選に関する各種報道やそれに伴う米ドルの動き、米中対立リスクやUSDTの動向(含む新規発行)、先物市場やオプション市場のポジショニング、新興国通貨の動き(特にトルコリラ)を睨みながらも、当方では引き続き、ビットコイン円相場の堅調推移(buy on dip)をメインシナリオとして予想いたします。

本日の予想レンジ:120.0万円ー127.5万円

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ビットコイン円日足

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