ビットコイン円、金価格の下落に連れて急反落。短期筋の見切り売りを誘発(8/12朝)

11日(火)のビットコイン円相場は急反落。

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ビットコイン円、金価格の下落に連れて急反落。短期筋の見切り売りを誘発(8/12朝)

ビットコイン円、金価格の下落に連れて急反落。短期筋の見切り売りを誘発

〇ビットコイン円金急落につれ安、一時120.8万円
〇ビットコイン円相場、テクニカル、ファンダメンタルズとも「地合いの強さ」が確認される
〇引き続き、ビットコイン円相場の堅調推移をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:115.0万円ー125.0万円

昨日の概況

11日(火)のビットコイン円相場は急反落。①新型コロナウイルスの感染拡大懸念の高まり(ニュージーランド最大都市オークランドで3日間の都市封鎖再開。ブータン全土でも都市封鎖開始)や、②金価格の急反落(2000ドルの大台を割り込み約2週間ぶり安値圏へ。金価格の下落を受けて、デジタルゴールドと称されるビットコインも連れ安)、③ダブルトップ形成を嫌気した短期筋の見切り売り(8/2高値128.5万円と、8/10高値127.7万円を起点としたダブルトップ形成)が重石となり、米国時間にかけて、一時120.8万円まで急落しました。引けにかけて持ち直すも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間午前4時30分現在)では、122.0万円付近で推移しております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、6/27に記録した安値95.1万円をボトムに反発に転じると、8/2には一時128.5万円まで急伸しました(8/10にも一時127.7万円まで上昇)。この間、心理的節目100万円や1万ドル、年初来高値115.0万円を突破した他、強い買いシグナルを示唆するパーフェクトオーダーや三役好転も成立するなど、テクニカル的にみて、「地合いの強さ」を印象付けるチャート形状となっております(但し、足元では8/2高値128.5万円と8/10高値127.7万円を起点としたダブルトップの形成が警戒されており、短期的に下落リスクが高まっている状態。もっとも、ネックラインの115万円付近では押し目買いが強まる可能性あり)。

ファンダメンタルズ的に見ても、①歴史的量的緩和を背景としたインフレヘッジ需要の高まり(法定通貨の減価懸念→ゴールドと共にビットコインへの資金流入が加速)や、②米中対立激化を背景とした逃避需要の高まり、③米政治の先行き不透明感(トランプ米大統領の支持率低下)、④上記①②③を背景としたドル安の流れ(中国勢によるUSDTからBTCへの資金シフトの思惑)、⑤新興国からビットコインへの資金流入観測(対トルコリラや対南アフリカランドでビットコインは急上昇)、⑥アルトコイン主導の堅調推移(暗号資産全体に見られる楽観ムード)など、ビットコイン円相場の上昇を連想させる材料が増えつつあります。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にも、ファンダメンタルズ的にも、「地合いの強さ」が確認されます。欧米株や商品市況(主に金価格)の動向、米中対立に絡むヘッドライン、先物市場やオプション市場のポジショニング、新興国通貨の動き(特にトルコリラ)を睨みながらも、当方では引き続き、ビットコイン円相場の堅調推移(buy on dip)をメインシナリオとして予想いたします(金価格の下落を横目にダウンサイドリスクが高まっているものの、ネックラインが位置する115万円前後では押し目買いが強まると予想)。

本日の予想レンジ:115.0万円ー125.0万円

ビットコイン円、金価格の下落に連れて急反落。短期筋の見切り売りを誘発

ビットコイン円日足

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