先行きへの期待感?(20/9/10)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移です。

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先行きへの期待感?(20/9/10)

先行きへの期待感?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10251.7ドル(+2.29%)
イーサリアム:353.09ドル(+4.90%)
リップル:0.24030ドル(+2.35%)
ビットコインキャッシュ:225.09ドル(+1.97%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移です。10000ドルを挟んでの動きが継続しており方向感の見えにくいところではありますが、底堅い動きが展開されています。その他のコインも堅調地合いとなっています。米国株式市場が大きく上昇した一方、ドルの上値が抑えられており、仮想通貨(暗号資産)市場にとっては買われやすい地合いであったということができるでしょう。

さて、9月に入り仮想通貨(暗号資産)市場に逆風が吹き荒れていますが、Blockchain.comによるとハッシュレートが今週の7日に最高値を更新する動きを見せています。9月の頭には一時下落する流れとなりましたが、すぐに持ち直す動きが展開されています。ビットコインは大きく価格を下げたわけですが、10000ドル前後での推移となっていることから、先行きに対する期待感が意識されている可能性はありそうです。

ビットコインに関しては12000ドル前後の水準から10000ドル前後の水準まで下落したわけですが、コロナショック直後の水準から考えれば価格としては約2.5倍程度上昇しているわけで、9月の下落が一時的な調整であり、再度持ち直すといった見方が意識されるのであれば、ハッシュレートが堅調な動きを見せることも納得できる流れです。

さらに今年の7月あたりから取引手数料が比較的高い水準で推移しています。かなり乱高下していますが、それでもこれまでの水準と比べれば高い水準にあるということができるでしょう。価格の下落を受けたマイニング収入の落ち込みをある程度緩和する動きであり、こういった動きがハッシュレートの高値更新を支えているのではないかと思われます。

ハッシュレートも上げ下げが大きなデータであり、難易度が上昇することでハッシュレートにも一時的な調整が入ることが考えられますが、このまま堅調なトレンドを維持するのであれば、ビットコインにとってもポジティブな材料となり得るでしょう。価格の下落局面であるにもかかわらずハッシュレートが上昇しているというのは、ビットコインの先行きに対する期待感なども含まれているのではないでしょうか。これに関しては10000ドル前後の水準で下げ止まることが条件となるのではないかとみていますが、期待感は強いのではないかと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σである9820ドル前後の水準と中心線である11110ドル前後の水準が意識される展開ではないかとみています。現所は10000ドルを挟んでの動きであり、ここからどちらに動くかがポイントとなっていきそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから調整の動きが入っていますが、やや上値の重さが意識される状況と言えそうです。バンドの±2σが下落基調となっており、トレンドそのものが下向きです。ただ、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくく、一時的な調整を入れながら下値を拡大するといった展開になるのではないでしょうか。目先は買い戻しの動きが入ってもおかしくありませんが、再度バンドの-2σを試す動きとなる可能性が高そうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが下値圏での推移です。%Kは持ち直し基調となっていますが、まだ下値圏での動きを継続しています。これが下値圏から外れる動きとなれば買いの流れが意識されるでしょう。ただ、%Dは下値圏での横ばいであり、上値は重そうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの±2σで挟まれたレンジを動いており、目先はバンドの-2σから持ち直してバンドの中心線を抜けて+2σを目指す動きとなっています。ただ、+2σには届かずにやや上値の重い展開となっています。バンドの±2σは横ばいであり、レンジ圏での動きが意識されやすい状況です。バンド幅は比較的狭いので市場にはエネルギーが蓄積されてきており、バンドブレイクからバンドウォークといった動きになる可能性も十分にありそうです。バンドの+2σもしくは-2σでの動きには注意が必要でしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはゴールデンクロスから上昇となっていましたが、%Kがここにきて腰折れしています。このまま下落基調を強めるかどうかに注目です。%Dは上昇基調ですが、上昇の勢いが弱まっています。これが下落に転じた場合は売り圧力が強まることになりそうで、方向感に注意しておきたいところでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

12460ドル:2020年の高値
12400ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
12000ドル:心理的な節目
11110ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
11000ドル:心理的な節目
10260ドル:昨日の高値

10250ドル:現在値

10000ドル:心理的な節目
9980ドル:昨日の安値
9820ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
4000ドル:2020年の安値

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