10000ドルは下値支持帯?(20/9/14)

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが金・土曜日と上昇したものの、日曜日に下落しての推移となっています。

関連通貨:

10000ドルは下値支持帯?(20/9/14)

10000ドルは下値支持帯?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10313.5ドル(-1.22%)
イーサリアム:362.47ドル(-5.81%)
リップル:0.24149ドル(-2.29%)
ビットコインキャッシュ:220.43ル(-3.71%)

【概況】

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが金・土曜日と上昇したものの、日曜日に下落しての推移となっています。一時10500ドルを突破したものの、そこからは売りの流れが強まっています。直近の水準からみてもこのあたりでは上値の重さが意識されている状況です。その他のコインも日曜日に大きく下げる展開となっています。やや方向感の見えいくい状況が継続しているところとなっています。

さて、海外取引所BitfinexのBTC/USD(ビットコイン/ドル)の証拠金取引において、保有されている買いポジションと売りポジションの動向を見てみると、直近の急落局面において売りポジションが急増したものの、その後は売りポジションが解消される流れとなっています。売りポジションはピークから半減しており、10000ドル前後の水準では売りの流れが強まっていないことがうかがえるデータとなっています。

その一方で買いポジションの方は直近の急落局面において、ややポジションが増加傾向にはありますが、そこまで大きな反応を見せていません。10000ドル前後の水準では積極的に買い進むといった流れにはなっていないことがうかがえるデータです。これは買いポジションが急増したタイミングが関連しているものと思われます。つまり、7月20日ころから買いポジションが急増する場面があるのですが、このタイミングはビットコインが10000ドルを突破するタイミングと合致しています。ということは現状の買いポジションは10000ドル前後、もしくはそれ以下の水準で建てられている可能性が高く、急いで決済をする必要がないポジションということができるでしょう。逆に言えば、7月20日ころの水準を割り込むような流れとなった場合は買いポジションの決済が起こる可能性を意識したほうが良いかもしれません。

Bitfinexのポジションを見る限り、10000ドルはやはり強く意識されている水準であることがうかがえます。そして、現状においては10000ドルは下値の支持帯として認識されているように思われます。10000ドルが強く意識され、なおかつ現状ではまだ上値の重さも意識される局面となっており、市場にはエネルギーが蓄積される状況となっています。こういった状況は動き出したら大きくなる傾向があります。狭いレンジでの動きですので、目先は動き出すのを待って対応するのがリスクが小さいのではないかと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは10000ドルを挟んでの動きが継続しており、目先はやや下値の堅い動きが展開されています。バンドの-2σから押し戻す動きで、中心線である10850ドル前後の水準が上値として意識されそうです。また、下落に転じた場合はバンドの‐2σである9580ドル前後の水準が意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直し、中心線を目指しての動きです。ただ、バンドの±2σが下落基調となっており、トレンドそのものは下向きです。買い戻しの動きが一服した場合、再度バンドの‐2σまで下落する可能性は高そうで、先行きには警戒感が強まりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが下値圏から持ち直す動きを見せています。しかし、目先は下落基調へと転じており、再度下値圏に入る可能性が高まっています。上値の重さが意識される状況であり、売り圧力が強まりそうです。

今日は週初ですので、週足分析をやっていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入り、バンドの中心線まで下落しています。そこでは支えられているものの、目先はやや方向感の見えにくい状況です。ここから上昇してバンドの+2σまで持ち直すかどうかに注目です。バンド幅は縮小傾向となっており、市場には徐々にエネルギーが蓄積されていくものと思われますが、現状はバンドの中心線を意識しての動きであり、様子見ムードが強まりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデットクロスからの下落となっています。%Kが一時持ち直す動きを見せましたが、再度下落に転じており、売り優勢の流れが維持されています。このまま下落して下値圏での動きとなった場合はバンドの中心線をブレイクしてバンドの‐2σまで下落といった動きとなる可能性が出てくるだけに、方向感には注意が必要でしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

12460ドル:2020年の高値
12120ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
12000ドル:心理的な節目
11000ドル:心理的な節目
10850ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10580ドル:昨日の高値

10310ドル:現在値

10270ドル:昨日の安値
10000ドル:心理的な節目
9580ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
4000ドル:2020年の安値

関連記事

ページトップへ戻る