ビットコイン円、ドル全面安の様相の中、9/3以来の高値圏へ上昇(9/15朝)

14日(月)のビットコイン円相場は堅調な展開。

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ビットコイン円、ドル全面安の様相の中、9/3以来の高値圏へ上昇(9/15朝)

ビットコイン円、ドル全面安の様相の中、9/3以来の高値圏へ上昇

〇ビットコイン円FOMC緩和期待、リスク選好回復に一時9/3以来となる高値113.6万円まで上昇
〇強い売りシグナルを示唆する三役逆転が継続、テクニカル的にみて地合い弱い
〇ファンダメンタルズ的に見るビットコイン円相場の上昇を連想させる材料残る
〇本日の予想レンジ:108.0万円ー115.0万円

昨日の概況

14日(月)のビットコイン円相場は堅調な展開。①9/15ー9/16に開催される米FOMC(連邦公開市場委員会)での根強い追加緩和期待(ドル売り→ビットコイン上昇)や、②上記①を背景とした金価格の底堅い動き(デジタルゴールドと称されるビットコインも連れ高)、③アルトコイン相場の持ち直し(Defi銘柄を中心に物色買いが再開。暗号資産市場全体の時価総額が上昇)、④ハッシュレートの上昇、⑤欧米株の堅調推移(リスク選好ムード→ビットコイン買い)が支援材料となり、米国時間には、一時9/3以来となる高値113.6万円まで上昇しました。もっとも、前日同様、一目均衡表雲下限(114.2万円)をバックに伸び悩むと、引けにかけて小反落。本稿執筆時点(日本時間午前4時50分現在)では、113.0万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、8/17に記録した高値132.2万円(2019年7月以来の高値)をトップに反落に転じると、9/9には一時104.6万円まで下落しました(昨日は一時113.6円まで反発するも、一目均衡表雲下限をバックに上値は重たい)。強い売りシグナルを示唆する三役逆転が継続している点なども考慮に入れれば、テクニカル的にみて「地合いは弱い」と判断できます(戻り売りスタンスの継続)。

但し、ファンダメンタルズ的に見ると、①歴史的量的緩和を背景としたインフレヘッジ需要の高まり(9/15ー9/16に予定されている米FOMCで明確なフォワードガイダンスが示された場合は、金融緩和長期化観測を通じてドル売りの流れが再開する可能性→法定通貨のインフレ懸念→ゴールドと共にビットコインへの資金流入期待再開)や、②米中対立激化を背景とした逃避需要の高まり(11/3に開催される米大統領選を前に対中強硬姿勢が強まる恐れ)、③上記①②を背景とした中長期的なドル売り圧力、④新興国からビットコインへの資金流入期待、⑤英国の合意なき離脱リスクの再燃、⑥機関投資家参入期待など、ビットコイン円相場の上昇を連想させる材料は残っております。

以上の通り、ビットコイン円相場は、ファンダメンタルズ的な強さに下支えされながらも、目先はテクニカル主導で上値の重い展開が続くと予想されます。欧米株及び米ドル相場の動向(ドル全面安の展開が続くか否か)や、米中対立リスク及び英国の合意無き離脱リスクに関するヘッドライン、先物市場やオプション市場のポジショニング、アルトコイン相場の動向、一目均衡表雲下限を巡る攻防を睨みながらも、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落(反落)をメインシナリオとして予想いたします(一目均衡表雲下限付近で戻り売り圧力が強まると予想。FOMCを前に様子見ムードが広がれば、ビットコイン上昇の流れも和らぐ可能性あり)。

本日の予想レンジ:108.0万円ー115.0万円

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ビットコイン円日足

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