FOMCに注目が集まる(20/9/16)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移です。

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FOMCに注目が集まる(20/9/16)

FOMCに注目が集まる

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10845.8ドル(+1.47%)
イーサリアム:365.65ドル(-2.93%)
リップル:0.24367ドル(-1.08%)
ビットコインキャッシュ:236.27ル(+3.94%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移です。その一方でイーサリアムなどが下落しての推移となっています。全体的にアルトコインに対する売りが意識される局面となっています。米株式市場はダウが上値を削ったものの、プラス圏での引けとなっています。米国債利回りは上昇し、ドルも底堅い動きが展開されています。原油・金も上昇しており、ややリスク志向の動きが意識されたということができるのではないでしょうか。

そうした中でのイーサリアムなどの下落ですが、DeFiを意識した動きがやや行き過ぎではないかといった見方が出てきており、それが調整の動きを意識させている可能性はありそうです。ここまでDeFiに対する期待感からイーサリアムなどは上値を拡大してきましたが、その修正が入るとなるとそれなりの下落となってもおかしくはないでしょう。ただ、DeFiの先行きに関しては依然として期待感は大きく、積極的に売り込むといった動きになるかどうかは不透明なところかと思います。

さて、市場から注目を集めるFOMCですが、明日の日本時間3時に金融政策が発表となります。政策金利に関しては現状維持が予想されていますが、パウエル議長が定例記者会見でどういったことを話すのかがポイントとなっていきそうです。長期的な低金利政策の維持などが言及されるものと思われ、今のところそれほど大きなサプライズはないと思われます。ジャクソンホールでの講演の流れを引き継ぐ形での会見となるのではないでしょうか。

問題は特にサプライズがなかった場合の市場の反応です。予想通りの動きということになれば、知ったらしまいでここまでの動きに対する調整の動きが入りやすくなります。株式市場などもここまでの上昇に対する修正が入る可能性があるでしょう。その一方で、米国債市場は債券に対する買いの流れが一時的には巻き戻される可能性もありそうで、やや判断の難しい局面となることが予想されるところです。

基本的な流れとしては長期的な低金利政策の維持は米株にはプラス材料であり、米国債に対する買い意欲を強めることでドルに対する売り圧力を高める方向に作用するでしょう。そしてその流れは仮想通貨(暗号資産)にとっても買い材料として判断されるものと思われます。ただ、一時的な動きとしては調整の動きも頭に入れておく必要があるでしょう。特に金融政策の発表前後はポジション調整の動きなども見られる可能性も頭に入れておいたほうが良いのではないかと思います。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの-2σから中心線まで持ち直す動きで、目先は中心線である10790ドルを挟んでの動きとなっています。この水準で抑えられるのか、突破するのかで流れが大きく変わっていきそうです。抑えられた場合はバンドの-2σである9570ドル前後の水準を、突破した場合はバンドの+2σである12000ドル前後の水準を目指していくことになりそうです。さらに心理的な節目である11000ドルや10000ドルも依然として節目として意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから上昇して中心線に到達しています。中心線をブレイクしての動きですが、まだ中心線を挟んでの動きであり、ここからさらに上値を拡大するかは不透明です。バンドの-2σが下落から横ばいに転じており、バンド幅の縮小傾向が強まりつつあります。徐々に方向感の見えにくい、狭いレンジでの動きとなっていきそうです。現状の水準から抑えられてバンドの-2σまで下落する可能性も十分にあるので、まだ注意が必要な局面と言えそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがゴールデンクロスから上昇する動きです。上昇の勢いが強まっていますが、まだ上値余地を十分に残しており、目先は買い優勢の局面ということができそうです。%Kの方向感に注目が集まりそうで、このまま上昇となればバンドの+2σを目指す動きとなっていきそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを意識しての動きからやや伸び悩む展開です。ただ、バンドの±2σがじり高となっており、下値の堅さが意識されやすい格好です。再度バンドの+2σまで上昇する可能性も十分にあるので、安易な戻り売りはリスクがありそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは高値圏での推移です。一時的に下落する場面もありますが、しっかりとした動きが意識されており、底堅い動きが展開されやすい状況と言えそうです。%Kが下落して高値圏から外れる動きとなってきた場合は調整の動きが強まりそうで、バンドの中心線まで下落する可能性も出てくるので、%Kの方向感には注意しておきたいところです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

12460ドル:2020年の高値
12000ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
12000ドル:心理的な節目
11000ドル:心理的な節目
10930ドル:昨日の高値

10850ドル:現在値

10790ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10630ドル:昨日の安値
10000ドル:心理的な節目
9570ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
4000ドル:2020年の安値

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