ビットコインの先行きに対する期待感は高い?(20/9/30)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが軟調地合いとなって引けています。

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ビットコインの先行きに対する期待感は高い?(20/9/30)

ビットコインの先行きに対する期待感は高い?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10761.1ドル(-1.17%)
イーサリアム:357.82ドル(-1.33%)
リップル:0.24118ドル(-2.16%)
ビットコインキャッシュ:227.37ドル(-1.15%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが軟調地合いとなって引けています。米国株式市場に調整の動きが入ったことなどを眺めて上値の重い展開となっています。その他のコインも下落しており、仮想通貨(暗号資産)市場全体に調整の動きが意識される局面となっています。

さて、ここ最近はビットコインの価格が伸び悩んでおり、比較的狭いレンジでの動きが展開されています。10000ドルが下値として意識されており、底堅い動きであることは事実ですが、買いの流れが強まっているとも言いにくい状況ということができるでしょう。

その一方で、ビットコインのハッシュレートを見ると、今月の20日に難易度が大きく上昇して史上最高値を更新したにもかかわらず、25日ハッシュレートは最高値を更新し、初めて1.6億TH/sを突破する水準にまで上昇しています。その後は下落していますが、ハッシュレートは明らかに上昇トレンドであり、ここから先もさらに上値を拡大する可能性も十分にあるでしょう。

ハッシュレートに関してはマイニングの盛んな中国四川省などで豊水期に伴う安価な電力供給が上昇基調を支えているといった見方もあり、今後の展開に関しては不透明感があるといった見方もあります。三峡ダム決壊に対する懸念は雨季を過ぎようとしていることで低減していますが、電気代の上昇がハッシュレートの上値を抑える可能性は高まっている状況ではあります。

ただ、難易度上昇にもかかわらずハッシュレートが堅調な推移を見せているというのは、マイナーがビットコインの価格の先行きに対して強気ということができるでしょう。つまり、ビットコインのマイニングが難易度が上昇するということは設備投資などの必要性が高まり、損益分岐点の上昇を意味します。にもかかわらず高水準のハッシュレートが維持されているというのは、難易度が多少上昇してもマイニング事業は問題がないと判断しているものと思われます。それはビットコインの価格の先行きが堅調推移となると判断しているのではないでしょうか。

とはいえ、高水準のハッシュレートを維持するには相応の電力供給が必要となり、その他の産業との軋轢を生む可能性が高まります。そこに政府などの介入が入ればマイニング事業に対する規制が強まることも考えられます。現状はこういった問題がそこまで顕在化していないようにも見えますが、今後の展開次第では大きな問題となり得る懸念ということができるでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線である10670ドル前後の水準が意識されての動きであり、目先は中心線が下値支持帯として意識されている状況です。ここを下抜けた場合はバンドの-2σである10190ドルや心理的な節目である10000ドルが意識されることになりそうです。逆に中心線で支えられた場合は11000ドルやバンドの+2σである11140ドル前後の水準が節目として意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線で支えられる動きを見せていますが、昨日の下落によりバンドの中心線まで下落してきています。ここを下抜けるのか、支えられて再度上昇するのかで流れが変わってきそうです。目先は大きな動きにはなっておらず、市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきています。動き出したら大きくなる可能性があるので、その点は注意が必要でしょう。

またストキャスティクスを見ると、%Kは一時下落したものの、再度上昇に転じています。一方、%Dはじり高基調となっています。全体的には下値の堅さが意識されているものの、やや方向感の見えにくい状況であり、ここから%Kが上昇基調を維持することができるかがポイントとなっていきそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから下落して中心線を抜けたものの、-2σには届かずに持ち直す動きです。ただ、中心線が目先上値抵抗帯として意識されており、上値の重い流れです。このまま中心線で抑えられた場合はバンドの-2σを目指して下落する可能性が高まるでしょう。ただ、バンドの±2σがほぼ横ばいとなっており、目先はレンジ圏での動きが意識されやすいでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデットクロスからの下落となったものの、そこからは小幅に持ち直しています。とはいえ、再度じり安基調へと転じており、上値の重さが意識されやすい形です。このまま下落基調が維持されて下値圏を目指す動きとなった場合は売り圧力が強まりバンドの-2σまで下落、といった展開となるのではないでしょうか。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

12460ドル:2020年の高値
12000ドル:心理的な節目
11140ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
11000ドル:心理的な節目
10790ドル:昨日の高値

10760ドル:現在値

10670ドル:昨日の安値
10670ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10190ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
10000ドル:心理的な節目
4000ドル:2020年の安値

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