【ビットコイン原論文29】7. Reclaiming Disk Space:ディスク領域の開放1

ビットコインの取引処理(トランザクション)データは、取引処理がブロックの中に書き込まれたら、それ以前に行われた取引処理データを消去/削除することができる。

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【ビットコイン原論文29】7. Reclaiming Disk Space:ディスク領域の開放1

【ビットコイン原論文29】7. Reclaiming Disk Space:ディスク領域の開放1

【ビットコイン原論文29】7. Reclaiming Disk Space:ディスク領域の開放1

ビットコインの取引処理(トランザクション)データは、取引処理がブロックの中に書き込まれたら、それ以前に行われた取引処理データを消去/削除することが可能です。そのため削除されたディスク領域を再び空き領域に戻して再利用することができます。

このディスク領域の解放作業は、ブロック内のハッシュ値を壊す(削除する)ことなく、容易に実行することが可能です。
なぜならブロックチェーンにおける取引処理は、『マークルツリー=マークル木:Merkle Tree(またはハッシュツリー=ハッシュ木:Hash tree)』と呼ばれるツリー上のデータ構造を用いてハッシュ化しているからです。
ブロックのハッシュに保存されるのは、ツリー上の頂点にあたるマークルルート:Merkle root(またはトップハッシュ:top hash/マスターハッシュ:master hash)のみとなっています。

『マークルツリー』とは、公開鍵暗号の開発者ラルフ・C・マークル(英国)によって1979年発明された、大きなデータ/ファイルを要約した結果を「木」で表現したデータ構造です。これもまたブロックチェーンのオリジナル技術ではありません。

【ビットコイン原論文29】7. Reclaiming Disk Space:ディスク領域の開放1 2枚目の画像

(例) 図のようにTx0~Tx3の4つの取引処理があったとします。

それぞれの取引処理データをハッシュ化するとHash0~Hash3の4つのハッシュ値が生成されます。
次に、Hash0とHash1を合せてHash01、Hash2とHash3を合せてHash23を生成すると、4つの取引処理データが2つのハッシュ値にまとめられます。
同様に、Hash01とHash23を合せてHash0123を生成すると、最後のひとつのハッシュ値は全て(例では4つ)の取引処理が反映されているということになります。

この様なツリー上のデータ構造の頂点を「マークルルート」と呼び、ブロックチェーン/ビットコインの技術仕様では、このHash0123のみをブロックに保存する仕組みとなっています。

[ビットコインのホワイトペーパー原文及び図は、bitcoin.org様より転載させていただきました。
Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System

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