ビットコイン円、約1ヶ月半ぶり高値圏へ急上昇。一目均衡表三役好転も点灯(10/12朝)

週末(9日ー11日)のビットコイン円相場は堅調な展開。

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ビットコイン円、約1ヶ月半ぶり高値圏へ急上昇。一目均衡表三役好転も点灯(10/12朝)

ビットコイン円、約1ヶ月半ぶり高値圏へ急上昇。一目均衡表三役好転も点灯

〇ビットコイン円リスク選好回復と金価格持ち直し等で一時121.1万円まで急伸
〇一目均衡表の「雲」下限を突破するなどテクニカルの地合い強い
〇ビットコイン円ファンダメンタルズに弱さを残しながらも、テクニカル主導で短期的な続伸が期待される
〇本日の予想レンジ:117.0万円ー125.0万円

昨日の概況

週末(9日ー11日)のビットコイン円相場は堅調な展開。①米追加景気対策期待を背景とした伝統的金融市場のリスク選好ムード(株高→ビットコイン連れ高)や、②ビットコインと連動性の高い貴金属市場の底堅い動き(金価格持ち直し→ビットコイン連れ高)、③米ソフトウェア企業Square社(Twitterを創設したJack Dorsey氏がCEO)による50百万米ドルのビットコイン購入報道(10/8)、④強力なレジスタンスとして意識されてきた一目均衡表雲下限の突破(ショート勢によるロスカット)、⑤Swell2020開幕(10/14ー10/15)への期待感が支援材料となり、10/10には、一時121.1万円(9/3以来の高値圏)まで急伸しました。短期間で上昇した反動から利食い売りに押されるも下値は堅く、本稿執筆時点(日本時間午前4時30分現在)では120.5万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、9/8に記録した安値104.6万円をボトムに反発に転じると、10/10には一時121.1万円(9/3以来、約1ヶ月半ぶり高値圏)まで急伸しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや一目均衡表雲上下限を突破した他、強い上昇トレンド入りを示唆する強気のバンドウォークや、強い買いシグナルを示唆する三役好転も成立するなど、テクニカル的にみて「地合いの強さ」を印象付けるチャート形状となりつつあります。

但し、ファンダメンタルズ的に見ると、①新型コロナウイルスの感染再拡大懸念(1日の感染者数が過去最多を記録→欧米を中心にロックダウン再開の恐れ→本年3月に見られたコロナショック再来リスク→資産現金化のドル買い→ビットコイン下落の波及経路)や、②世界的な財政の崖リスク(財政出動限界論の台頭→株式市場の急反落リスク→ビットコイン下押し)、③インフレヘッジ資産の軟調推移(リスク回避のドル買い→インフレヘッジ資産である金や銀など貴金属市場に下押し圧力→ビットコイン連れ安)、④世界的な規制強化の流れなど、ビットコイン相場の下落を想起させる不安材料は引き続き沢山残っている状態です(英国のFTA合意期限など重要イベントが目白押しであることから、先週後半に見られたリスク選好ムードが後退し、リスク回避ムードに一変するリスクを孕んでいる点に注意)。

以上の通り、ビットコイン円相場は、ファンダメンタルズ的な弱さを残しながらも、テクニカル主導で短期的な続伸が期待されます(8/17に記録した年初来高値132.2万円を試すシナリオ)。週明けの株式市場や米ドル相場の動向、新型コロナウイルスに関するヘッドライン(欧米でのロックダウン再開の動き)、先物市場やオプション市場のポジショニング(通貨オプション市場では短期物リスクリバーサルがビットコインの上昇を織り込む展開)、金価格を中心としたインフレヘッジ資産の動向を睨みながらも、当方では、短期的なビットコイン円相場の上昇をメインシナリオとして予想いたします。

本日の予想レンジ:117.0万円ー125.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、約1ヶ月半ぶり高値圏へ急上昇。一目均衡表三役好転も点灯

ビットコイン円日足

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