警戒している仮想通貨(暗号資産)(20/10/14)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。

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警戒している仮想通貨(暗号資産)(20/10/14)

警戒している仮想通貨(暗号資産)

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:11445.5ドル(-1.02%)
イーサリアム:379.82ドル(-3.23%)
リップル:0.25564ドル(-0.11%)
ビットコインキャッシュ:252.13ドル(+4.07%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。米国株式市場でダウが下落するなどリスク回避的な動きが意識されたことなどを背景に上値を抑えられています。その他のコインはビットコインキャッシュが大きく上昇していますが、全体的には上値の重さが意識される状況ということができるでしょう。

さて、G7財務相・中央銀行総裁会議が行われ、グローバルステーブルコインに関して『適切な設計を行い、適用される基準を遵守することで、関連する法的・規制的・監督的要件に適切に対応するまで運用を開始すべきでないとの見解を維持する』と表明すると明らかにしています。

グローバルステーブルコインと言えばFacebookが開発するリブラなどをあげることができますが、現状ではG7が反対を表明したことになります。正しく規制されるまでは開始されるべきではない、ということは逆に言えば正しく規制されれば開始への道が開かれるといった状況にも感じられますが、すぐに規制の動きが進むかというと不透明であり、リブラに関しては楽観視できない状況が続くでしょう。そもそもリブラに関してはFacebookの信頼性に疑問が呈されており、法整備が進んでも開始への道が開かれるかは別問題といったところではないかとみています。

また、中央銀行デジタル通貨に関しては『透明性・法の支配・健全な経済ガバナンス』の条件を満たすべきとしています。さらに麻生財務相は中国のデジタル人民元を念頭に、条件を満たさない中央銀行デジタル通貨に注意喚起を行う必要性を指摘しています。

これらの声明を見る限り、G7はやはりリブラとデジタル人民元を警戒していることが伺えます。これらの仮想通貨(暗号資産)の台頭が世界の金融システムに脅威をもたらすといった認識があるようです。

その一方でコロナウィルスの感染拡大に伴い経済活動がデジタル化に移行していることもまた事実であり、今後も一層デジタル化が進展する可能性が高まっています。そうした中での対応であり、各国の意見のすり合わせなどを急ぐ必要に迫られているといったところではないでしょうか。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σである11460ドル前後の水準を挟んでの動きです。バンドウォークが一服していますが、再度上昇といった動きになる可能性はまだ残されているでしょう。そうなった場合は12000ドルが上値として意識されそうです。調整の動きが入った場合は11000ドルやバンドの中心線である10870ドル前後の水準が意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをバンドウォークしていましたが、ここにきてやや一服感が出ています。しかもバンドの-2σが上昇に転じており、バンドの±2σが上昇する形です。トレンドそのものは上向きですが、調整を入れながらの展開となりやすくなっています。ここから調整の動きが入る可能性が高まってきています。とはいえ、底堅い動きは意識されそうで、下落してきたところを押し目買いといった展開ではないでしょうか。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがデットクロスからの下落となっています。%Kが高値圏から外れる動きとなっており、このまま下落基調を維持するかどうかに注目です。%Dは下落基調ながらも高値圏での推移であり、この水準を維持することができるかどうかに注目が集まります。やや上値の重さが意識されやすい格好ということができるでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入り、バンドの中心線を意識しての動きとなっています。目先は中心線で支えられており、このまま再度バンドの+2σまで上昇することができるかどうかに注目です。バンドの±2σが横ばいとなっており、レンジ圏での動きが意識されやすい形です。バンドの+2σでは抑えられる可能性も高そうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデットクロスからの下落基調です。ただ、目先は%Kが持ち直し基調となっており、このまま上昇基調を維持することができるかに注目です。ただ、%Dは下落基調を維持しており、まだ売り圧力の強い局面が継続しています。%Dが持ち直すかどうかに注目が集まりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

12460ドル:2020年の高値
12000ドル:心理的な節目
11560ドル:昨日の高値
11460ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

11450ドル:現在値

11320ドル:昨日の安値
11000ドル:心理的な節目
10870ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10270ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
10000ドル:心理的な節目
4000ドル:2020年の安値

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