ビットコイン円、米株安と新型コロナウイルスの感染拡大を背景に軟調推移が継続(10/15朝)

14日(水)のビットコイン円相場は上値の重い展開。

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ビットコイン円、米株安と新型コロナウイルスの感染拡大を背景に軟調推移が継続(10/15朝)

ビットコイン円、米株安と新型コロナウイルスの感染拡大を背景に軟調推移が継続

〇ビットコイン円上値の重い展開、リスク選好ムードの後退、金価格の反落等に120万円割れ
〇テクニカルには一目均衡表の「雲」上限の118.4万円がサポート
〇コロナ再拡大懸念によるリスク回避、貴金属市場の下押し圧力等ファンダメンタルズは不安材料多い
〇一目均衡表の「雲」をバックに押し目買い強まる展開を予想
〇本日の予想レンジ:116.5万円ー123.5万円

昨日の概況

14日(水)のビットコイン円相場は上値の重い展開。①swell開幕(バーチャル開催)に伴う材料出尽くし感や、②CME先物市場の窓埋め圧力(週末・週初のギャップアップに対する下押し圧力)、③世界的な規制強化の流れ、④新型コロナウイルスの感染拡大報道(イタリアで1日あたりの感染者数が過去最多を記録。フランスでは公衆衛生上の非常事態宣言を10/17に発令すると発表)、⑤米追加景気対策の後ずれリスク(ムニューシン米財務長官が米大統領選前の追加景気対策に係る合意は困難と発言)、⑥米主要株価指数の軟調推移(リスク選好ムードの後退)、⑦金価格の冴えない動き(上昇後に反落)が重石となり、本稿執筆時点(日本時間午前4時40分現在)では、119.4万円前後まで値を崩す展開となっております(心理的節目120万円ちょうどを割り込む展開)。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、9/8に記録した安値104.6万円をボトムに反発に転じると、10/12には一時123.5万円(9/2以来、約1ヶ月半ぶり高値圏)まで急伸しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや一目均衡表雲上下限を突破した他、強い上昇トレンド入りを示唆する強気のバンドウォークや、強い買いシグナルを示唆する三役好転も成立するなど、テクニカル的にみて「地合いの強さ」を印象付けるチャート形状となりつつあります(昨日は心理的節目120万円を割り込み下落するも、一目均衡表雲上限が位置する118.4万円前後はサポート)。

但し、ファンダメンタルズ的に見ると、①新型コロナウイルスの感染再拡大懸念(欧米を中心にロックダウン再開の恐れ→本年3月に見られたコロナショック再来リスク→資産現金化のドル買い→ビットコイン下落の波及経路)や、②世界的な財政出動限界論の台頭(財政の崖リスク→米追加景気対策の後ずれ→株式市場の反落→ビットコイン下押し)、③インフレヘッジ資産の軟調推移(リスク回避のドル買い→インフレヘッジ資産である金や銀など貴金属市場に下押し圧力→ビットコイン連れ安)、④世界的な規制強化の流れなど、ビットコイン相場の下落を想起させる不安材料は山積みの状態です。

以上の通り、ビットコイン円相場は、(ファンダメンタルズ的な弱さを残しながらも)、テクニカル主導での底堅い動きが続いております。株式市場及び米ドル相場の動向(米株安の流れが続くか否か)や、新型コロナウイルスに関するヘッドライン、先物市場やオプション市場のポジショニング(CME先物市場の窓埋め圧力→117万円台前半への下押しに警戒)、貴金属市場の動向(金価格を中心としたインフレヘッジ資産)を睨みながらも、当方では引き続き、短期的なビットコイン上昇をメインシナリオとして予想いたします(一目均衡表雲上限が位置する118.4万円前後のサポートをバックに押し目買いが強まる展開を想定。但し、同水準を割り込んだ場合は、CME先物市場の窓埋め圧力が一段と強まる可能性が高いことから、117.2万円前後まで下押すリスクあり)。

本日の予想レンジ:116.5万円ー123.5万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、米株安と新型コロナウイルスの感染拡大を背景に軟調推移が継続

ビットコイン円日足

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