ゴールドマンサックスの見方(20/10/15)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続落しての推移です。

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 ゴールドマンサックスの見方(20/10/15)

ゴールドマンサックスの見方

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:11387.3ドル(-0.37%)
イーサリアム:376.21ドル(-0.93%)
リップル:0.24838ドル(-2.79%)
ビットコインキャッシュ:254.02ドル(+0.94%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続落しての推移です。大きな動きにはなっていませんが、米株の軟調地合いなどを背景に上値を抑えられています。ただ、米国債利回りの上値の重い展開からドルが下落しており、ビットコインの下値を支える展開となっています。その他のコインはまちまちでの推移となっています。ビットコインキャッシュに対する買い意欲が維持されていますが、全体的には上値の重さが意識される状況ということができそうです。

さて、今月の12日に『米大統領選後に仮想通貨(暗号資産)は下落する可能性も?』と題して大統領選挙後のドル高の可能性について書きましたが、今回はそれとは全く逆の『米大統領選挙後はドル売り圧力が強まる?』といった話をしようと思います。ゴールドマンサックスが顧客に推奨しているといった話が流れてきており、それについて考えてみようと思います。

まず、現状の大統領選挙に関してですが、世論調査の分析を行う『ファイブサーティエイト』の最新の予測モデルによれば、バイデン候補の勝利確率はこの間までで最高の87.1%にまで上昇したとされています。また、上記のゴールドマンサックスは民主党がバイデン候補の勝利と下院・上院で民主党主導に転じる民主党圧勝の確率を60%以上と見込んでいるようです。こうした状況を背景に、選挙結果が拮抗することで勝者が長期にわたって決まらないといったリスクが後退し、質への逃避としてのドル買いが巻き戻されるといった見方をしているようです。さらに、民主党は共和党に比べて大規模な財政支援を実施する見込みであり、不法移民補助や社会保障の拡大などが財政赤字をさらに急激に膨らませるとの思惑からドル売り圧力が強まると予想しています。

選挙に関しては前回の米大統領選挙でもヒラリー候補が直前まで有利とされていたにもかかわらずトランプ候補が勝利して大統領になったことを考えると、予断を許さないところではありますが、現状においてはバイデン候補の勝利とそれに伴う影響を考える必要があるでしょう。

仮に民主党が圧勝してドルが下落するといった展開となった場合、仮想通貨(暗号資産)市場にとっては追い風となるでしょう。バイデン候補が仮想通貨(暗号資産)に対してどういった対応を取るのかは今のところよくわかっていませんが、ドルが下落すれば相対的にはビットコインなどは押し上げられる可能性が高まるでしょう。

ただ12日にも述べましたが、上下どちらに動くにせよ大統領選挙後から年末にかけては動きが荒くなる可能性が高く、年末にかけて警戒感を高めておいたほうが良いのではないか、と思っています。逆に大統領選挙まではビットコインなどは大きな方向感は出しにくいのではないかとも考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σである11530ドル前後の水準で抑えられて調整の動きが入っています。このまま下落した場合はバンドの中心線である10900ドル前後の水準が下値の目標となるでしょう。11000ドルも重要な節目となりそうで、このあたりの水準は下値支持帯として意識されそうです。また、ここから上昇して上値を拡大した場合は12000ドルが節目となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入っています。バンドの-2σが上昇に転じており、バンドの±2σが上昇する動きです。トレンドそのものは上向きですが、バンドブレイクからバンドウォークといった展開にはなりにくいところです。一時的には調整の動きが強まるのではないかとみています。そうなった場合はバンドの中心線を目指しての動きとなりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがデットクロスからの下落となっています。いずれも高値圏から転落する動きであり、このまま下落基調を継続するかどうかに注目です。%Kが持ち直すかどうかがポイントとなりそうですが、目先は売り優勢といった状況となっています。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きで、目先は持ち直し基調です。-2σに届かずに上昇基調に転じており、底堅い動きが意識されています。バンドの±2σが横ばいとなっており、レンジ圏での動きが意識されやすい形です。大きな方向感は見えにくく、バンドの中心線を挟んだ様子見ムードがしばらくは続くのではないでしょうか。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデットクロスからの下落基調です。%Kは一時下値圏に入るなど、売り優勢の流れが継続しています。ただ、%Kは目先持ち直しており、このまま上昇基調を継続することができるかどうかに注目です。%Dは下落基調であり、一時的に上昇しても上値は重そうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

12460ドル:2020年の高値
12000ドル:心理的な節目
11540ドル:昨日の高値
11530ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

11390ドル:現在値

11290ドル:昨日の安値
11000ドル:心理的な節目
10900ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10270ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
10000ドル:心理的な節目
4000ドル:2020年の安値

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