ペイパルが取り扱い開始(20/10/22)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく上昇しての推移となっています。

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ペイパルが取り扱い開始(20/10/22)

ペイパルが取り扱い開始

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:12832.4ドル(+7.21%)
イーサリアム:394.12ドル(+6.49%)
リップル:0.25161ドル(+3.03%)
ビットコインキャッシュ:259.11ドル(+6.97%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく上昇しての推移となっています。オンライン決済サービス会社のペイパル・ホールディングスが一部暗号資産の利用が可能となったことを発表したことで買いの流れが強まる展開となっています。その他のコインもつれ高となっており、仮想通貨(暗号資産)市場全体に資金が流入する形となっています。

さて、上記の通り、ペイパルが仮想通貨(暗号資産)の取り扱いを開始すると発表していますが、ペイパルユーザーは2021年初頭より仮想通貨(暗号資産)を使って2600万の小売店でショッピングができるようになり、ユーザーはビットコインなどをペイパルのウォレットを使って購入・売却・保有ができるようになるとしています。最初に対象となる仮想通貨(暗号資産)はビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインのようです。

この報道を受けて米仮想通貨投資会社のギャラクシー・インベストメント・パートナーズを経営するマイク・ノボクラーツ氏は『仮想通貨(暗号資産)に関する今年最大のニュース』とし、『銀行間の仮想通貨(暗号資産)取り扱い競争が始まるだろう』と予想し、『我々はルビコン川を渡った』と話しています。

ペイパルはもともとは『リブラ』に参加していましたが、去年の10月に『リブラ』からの脱退を表明しています。とはいえ、仮想通貨(暗号資産)に関しては前向きな姿勢であり、今回の動きはその延長線上にあるといえるでしょう。ペイパルが『リブラ』を脱退した理由はさまざまありますが、『リブラ』に関しては米国での承認が現状では難しいところであり、見切りをつけてビットコインなどにシフトしたということになるでしょう。

今回の件でビットコインなどが『通貨』として認識される機会が増加することは間違いないでしょう。ノボクラーツ氏が言うように、銀行が仮想通貨(暗号資産)の取り扱い競争を始める可能性も否定できません。そうなれば仮想通貨(暗号資産)の需要が増大し、価格が上昇するといった展開となってもおかしくはありません。ペイパルと同じく『リブラ』から脱退したVISAなども動きを加速させる可能性は十分にあるでしょう。

その一方で、仮想通貨(暗号資産)のボラティリティの大きさにユーザーが対応できるかどうかといったところは注意しなければならないところでしょう。ハッキングなどに対する安全性の確保など、実際に利用してみないことにはわからないことも多いことは事実です。さらにはここ最近話題に上ることが増えてきた中央銀行デジタル通貨との関係など、はっきりしないところも残っています。とはいえ、こういった動きが仮想通貨(暗号資産)の普及に大きく役立つものと思われます。『ルビコン川を渡った』というのは大袈裟とは思いますが、しばらくはこの材料で買いの流れが維持されるのではないかと思われます。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σを大きくブレイクしての動きであり、年初来高値を更新しています。節目となる水準がわかりにくいところですが、まずは価格の節目として13000ドルが意識されることになりそうです。ここを突破した場合は去年の6月の高値である13930ドル前後の水準が目標となりそうです。調整が入った場合はバンドの+2σである12340ドル前後の水準が意識されそうです。ややバンドの+2σからの乖離が大きくなっていることを考えると、一時的にはその修正が入る可能性のほうが高いのではないかとみています。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを大きくブレイクしての動きです。バンドの-2σが横ばいから下落に転じており、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドブレイクとなっています。このままバンドウォークとなる可能性は高いでしょう。ただ、現状の水準がバンドの+2σから大きく乖離しており、その修正が入る可能性はありそうです。ただ、一時的に下落してもそこからバンドウォークとなる流れも意識しての対応となりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが上昇基調を維持しています。上値余地はほぼない状況で、高値圏での動きが維持されるかどうかに注目が集まりそうです。目先はまだ上昇基調であり、買い優勢の展開といったところでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをバンドウォークする展開です。バンドの-2σが横ばいから下落に転じており、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークです。ここからさらに上値を拡大する可能性もあるので、安易な戻り売りはリスクがありそうです。ただ、バンド幅はかなり拡大しているので、バンドウォークを継続するだけのエネルギーがあるかどうかは見極めが必要でしょう。バンドの-2σの方向感に注意しながらの対応となりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは高値圏での動きです。上下動はあるものの、高値圏での推移を継続しており、しっかりとした動きが維持されています。上値余地はほとんどありませんが、高値圏での動きを維持することができるかどうかがポイントとなりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12890ドル:2020年の高値
12890ドル:昨日の高値

12830ドル:現在値

12340ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
12000ドル:心理的な節目
11890ドル:昨日の安値
11250ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
11000ドル:心理的な節目
10170ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
10000ドル:心理的な節目
4000ドル:2020年の安値

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