ビットコイン円、約1年3ヵ月ぶり高値圏へ急上昇。ペイパル報道を材料視(10/23朝)

22日(木)のビットコイン円相場は急上昇。

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ビットコイン円、約1年3ヵ月ぶり高値圏へ急上昇。ペイパル報道を材料視(10/23朝)

ビットコイン円、約1年3ヵ月ぶり高値圏へ急上昇。ペイパル報道を材料視

〇ビットコイン円ペイパル暗号資産決済参入の余波続き一時高値138.3万円まで急伸
〇昨日金価格の下落はビットコイン円に影響せず
〇ペイパル報道とテクニカル的な強さを背景に高値圏での推移続く
〇ビットコイン円相場の続伸をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:130.0万円ー140.0万円

昨日の概況

22日(木)のビットコイン円相場は急上昇。①オンライン決済を提供する米ペイパル・ホールディングスによる暗号資産取引の開始報道(第1段階として向こう数週間以内にビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインの4通貨をペイパルアカウント上から購入可能とする)や、②上記①を背景とした暗号資産の米リテール層への浸透期待、③機関投資家・大手企業の相次ぐ参入期待、④ハッシュレートの底堅い動き(過去最高水準)、⑤テクニカル的な地合いの強さ(一目均衡表三役好転など)、⑥オプション市場のトップサイドを織り込む動きが支援材料となり、日本時間朝方にかけて、高値138.3万円まで急伸しました(2019年7月10日以来、約1年3ヶ月半ぶり高値)まで急伸しました。引けにかけて反落するも下値は堅く、本稿執筆時点(日本時間午前4時40分現在)では、137.2万円前後での底堅い動きが続いております(昨日は伝統的金融市場でドル高→ゴールド売りの展開となったが、ビットコイン相場への影響は限定的)。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、9/8に記録した安値104.6万円をボトムに反発に転じると、昨日は一時138.3万円(2019年7月10日以来、約1年3ヶ月ぶり高値)まで急伸しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや一目均衡表雲上下限を突破した他、強い買いシグナルを示唆する三役好転や強気のパーフェクトオーダー、強気のバンドウォークも成立するなど、テクニカル的にみて「地合いの強さ」を強く印象付けるチャート形状となりつつあります。

もっとも、ファンダメンタルズ的に見ると、①新型コロナウイルスの感染再拡大懸念(欧米を中心にロックダウン再開→本年3月に見られたコロナショック再来リスク→資産現金化のドル買い→ビットコイン下落の波及経路)や、②世界的な財政出動限界論の台頭(米追加景気対策の後ずれ観測)、③インフレヘッジ資産の反落リスク(リスク回避のドル買い再燃→インフレヘッジ資産である金や銀など貴金属市場に下押し→ビットコイン連れ安)、④世界的な規制強化の動き等、ビットコイン相場の下落を想起させる不安材料も残っております(※ペイパル報道で急伸するも、実際にビットコイン等暗号資産の買いフローに繋がるか否かは不透明。一部では買いに繋がらないとの懐疑的な見方もあり)

以上の通り、ビットコイン円相場は、ペイパル報道とテクニカル的な強さを背景に高値圏での推移が続いております。株式市場や米ドル相場の動きや、新型コロナウイルスに関するヘッドライン、先物市場やオプション市場のポジショニング(リスクリバーサルは全てのテナーでビットコインの上昇を織り込む展開)、金価格を中心とした貴金属市場の動向、本日日本時間午前10時に始まる米大統領候補討論会の結果(米ドル相場や米主要株価指数に大きな影響を与える可能性あり)を睨みながらも、ビットコイン円相場の続伸をメインシナリオとして予想いたします(但し、短期間で上昇した反動から下押し圧力が強まる可能性もあり、高値掴みには引き続き注意が必要)。

本日の予想レンジ:130.0万円ー140.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、約1年3ヵ月ぶり高値圏へ急上昇。ペイパル報道を材料視

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