ビットコイン円、年初来高値更新後に急反落。ロング勢の見切り売りに要注意(11/16朝)

週末(11/13ー11/15)のビットコイン円相場は年初来高値更新後に急反落。

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ビットコイン円、年初来高値更新後に急反落。ロング勢の見切り売りに要注意(11/16朝)

ビットコイン円、年初来高値更新後に急反落。ロング勢の見切り売りに要注意

〇ビットコイン円13日の173万円までの高値更新後に反落166万円台まで値を崩す
〇テクニカル的には「地合いの強さ」を強く印象付けるチャート形状
〇ファンダメンタルズ的には株価の反落、金価格下落等不安材料残る
〇ここからのロング造成は注意が必要、短期的な下落をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:160.0万円ー170.0万円

昨日の概況

週末(11/13ー11/15)のビットコイン円相場は年初来高値更新後に急反落。①中国建設銀行によるブロックチェーン上でのデジタル社債発行報道(米ドル及ビットコインで公募)や、②オンライン決済を提供する米ペイパル・ホールディングスによる暗号資産取引の正式開始報道、③新型コロナワクチン候補に対する期待感の高まり(新型コロナウイルスの収束期待)、④ハッシュレートの持ち直し、⑤テクニカル的な地合いの強さ(移動平均線のパーフェクトオーダー+一目均衡表三役好転)、⑥心理的節目170万円突破に伴うショート勢のロスカットが支援材料となり、11/13アジア時間にかけて、約2年10ヵ月ぶり高値となる173.0万円まで急伸しました(短期逆張り勢が都度ショートポジションを造成するも、利食うことが出来ないまま踏み上げられる地合い)。しかし、⑦トランプ米大統領の支持者によるデモ行進や、⑧新型コロナウイルスの世界的な感染急拡大(第3波)、⑨サンデーダウの冴えない動き(リスク回避ムード)、⑩ロング勢の見切り売り(170万円到達に伴う達成感)が重石となると反落に転じ、本稿執筆時点(午前4時30分現在)では166.7万円前後まで値を崩す展開となっております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、9/8に記録した安値104.6万円をボトムに反発に転じると、11/13にかけて173.0万円(2018年1月16日以来、約2年10ヶ月ぶり高値)まで急伸しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや一目均衡表雲上下限を突破した他、強い買いシグナルを示唆する三役好転や強気のパーフェクトオーダー、強気のバンドウォークも成立するなど、テクニカル的にみて「地合いの強さ」を強く印象付けるチャート形状となっております(上昇トレンドの継続)。

しかし、ファンダメンタルズ的に見ると、①新型コロナウイルスの感染再拡大懸念(新型コロナワクチンに関する楽観ムードの後退リスク)や、②世界的な金融緩和・財政出動の打ち止め観測(新型コロナワクチン期待の高まり→これまで株式市場を下支えしてきた金融・財政両面からの景気下支え策の打ち止め観測→株式市場への下押し懸念→リスク回避ムード再燃の波及経路)、③インフレヘッジ資産の反落リスク(米長期金利上昇→ドル全面高→金価格急落→ビットコイン下押しの波及経路。金価格は先週1965ドルから1850ドルまで急落)、④暗号資産に係る世界的な規制強化の流れ等、ビットコイン相場の反落を想起させる不安材料も残っております。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル主導の力強い動きが続いていますが、高値警戒感も根強く、ここからのロング造成には注意が必要と考えられます(伝統的金融市場で新型コロナワクチンに関する楽観ムードが後退しつつあることも懸念材料。事実、この2日間は上値の重さが顕著)。週明けの欧米株及び欧米長期金利の動向や、新型コロナウイルス及びワクチン開発に関する続報、ビットコインと連動性の高い貴金属市場(特に金価格)の動き、先物市場(週明けのCME先物市場が崩れるか否か)やオプション市場(リスクリバーサルがダウンサイドを織り込み始めるか否か)のポジショニングを睨みながらも、当方では引き続き、ビットコイン円相場の短期的な下落をメインシナリオとして予想いたします。

本日の予想レンジ:160.0万円ー170.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、年初来高値更新後に急反落。ロング勢の見切り売りに要注意

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