ビットコイン円、リスク選好ムードを背景に力強く上昇。年初来高値をさらに更新(11/17朝)

16日(月)のビットコイン円相場は急上昇。

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ビットコイン円、リスク選好ムードを背景に力強く上昇。年初来高値をさらに更新(11/17朝)

昨日の概況

〇ビットコイン円モデルナ社のワクチン治験成功報道に175.7万円まで急上昇
〇約2年10か月ぶりの高値更新
〇テクニカルの地合い強いがファンダメンタルズには不安材料残る
〇ビットコイン円押し目待ちに押し目のない状況続く
〇中長期の上昇トレンド継続するも短期ポジション調整リスク要警戒
〇本日の予想レンジ:170.0万円ー180.0万円

16日(月)のビットコイン円相場は急上昇。①新型コロナワクチン関するポジティブな報道(先週の米ファイザー社に続き、昨日は米モデルナ社も「新型コロナワクチンの最終治験で94.5%の効果が初期データから得られた」と発表)や、②上記①を受けた米主要株価指数の急伸(年初来高値を再び更新→リスク選好ムード)、③ハッシュレートの持ち直し(11/3をボトムに切り返す展開)、④テクニカル的な地合いの強さ(移動平均線のパーフェクトオーダー+一目均衡表三役好転)、⑤オプション市場のトップサイドを織り込む動き(リスクリバーサルでBTCコールオーバーが一段と拡大)、⑥米グレースケールへの資金流入観測が支援材料となり、米国時間午後にかけて、約2年10ヵ月ぶり高値となる175.7万円まで急伸しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、本稿執筆時点(午前5時00分現在)では175.2万円前後で推移しております

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、9/8に記録した安値104.6万円をボトムに反発に転じると、昨日は一時175.7万円(2018年1月16日以来、約2年10ヶ月ぶり高値)まで急伸しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや一目均衡表雲上下限を突破した他、強い買いシグナルを示唆する三役好転や強気のパーフェクトオーダーも成立するなど、テクニカル的にみて「地合いの強さ」を強く印象付けるチャート形状となっております。

しかし、ファンダメンタルズ的に見ると、①新型コロナウイルスの感染再拡大懸念(新型コロナワクチンに関する楽観ムードの後退リスク)や、②世界的な金融緩和・財政出動の打ち止め観測(新型コロナワクチン期待の高まり→これまで株式市場を下支えしてきた金融・財政両面からの景気下支え策の打ち止め観測→株式市場への下押し懸念→リスク回避ムード再燃の波及経路)、③インフレヘッジ資産の反落リスク(米長期金利上昇→ドル全面高→金価格急落→ビットコイン下押しの波及経路)、④暗号資産に係る世界的な規制強化の流れ等、ビットコイン相場の反落を想起させる不安材料も残っております。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル主導の力強い動き(押し目待ちに押し目なしの相場展開。短期逆張り勢が都度ショートを造成するも、利食うことが出来ないまま踏み上げられる力強い地合い)が続いていますが、高値警戒感も根強く、ここからのロング造成には今まで以上の「慎重さ」が必要と考えられます(高値掴みに要警戒)。欧米株及び欧米長期金利の動向や、新型コロナウイルスの感染拡大及びワクチン開発に関する続報、ビットコインと連動性の高い貴金属市場(特に金価格)の動き、先物市場やオプション市場のポジショニングを睨みながらも、当方では引き続き、ビットコイン円相場の短期的な下落(中長期的な上昇トレンド継続も、短期的なポジション調整リスクに警戒)を予想いたします。

本日の予想レンジ:170.0万円ー180.0万円

注:ポイント要約は編集部

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ビットコイン円日足

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