ビットコイン円、年初来高値更新後に急反落。大規模なポジション調整が発生(11/19朝)

18日(水)のビットコイン円相場は年初来高値更新後に急反落。

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ビットコイン円、年初来高値更新後に急反落。大規模なポジション調整が発生(11/19朝)

ビットコイン円、年初来高値更新後に急反落。大規模なポジション調整が発生

〇ビットコイン円一時192.4万円まで急伸するも、感染拡大によるリスク回避ムードに179.6万円まで急落
〇引けにかけ小反発し180万円台前半で推移
〇ビットコイン円テクニカルな地合い強いが心理的節目200万円を前に戻り売り強まる
〇ファンダメンタルズには不安材料多い
〇昨日メディアでビットコインの取り上げ相次ぎジンクス的にはプチバブル頂点の様相
〇もう一段のポジション調整、ボラティリティ急拡大に要注意
〇本日の予想レンジ:170.0万円ー190.0万円

昨日の概況

18日(水)のビットコイン円相場は年初来高値更新後に急反落。①各国中銀による追加緩和を示唆する発言(過剰流動性相場の継続期待)や、②新型コロナワクチンに関する楽観的な報道、③ハッシュレートの持ち直し、④テクニカル的な地合いの強さ、⑤オプション市場のトップサイドを織り込む動き、⑥グレースケールやCME先物市場への資金流入観測、⑦短期筋のショートカバー(ショート勢のロスカットが相場を押し上げる展開)が支援材料となり、アジア時間午後にかけて、約2年10ヵ月ぶり高値となる192.4万円まで急伸しました。しかし、心理的節目200万円をバックに伸び悩むと、⑧新型コロナウイルスの世界的な感染拡大や、⑨上記⑧を背景したリスク回避ムードの再燃、⑩ロング勢のポジション調整(利食い売りや見切り売り)が重石となり、米国時間朝方には一時179.6万円まで急落する場面も見られました(日通し高値からわずか数時間で12.8万円の急落劇)。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(午前5時00分現在)では182.7万円前後で推移しております

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、9/8に記録した安値104.6万円をボトムに反発に転じると、昨日は一時192.4万円(2018年1月11日以来、約2年10ヶ月ぶり高値圏)まで急伸しました(僅か2ヵ月で84%の上昇率)。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや一目均衡表雲上下限を突破した他、強い買いシグナルを示唆する三役好転や強気のパーフェクトオーダーも成立するなど、テクニカル的にみて「地合いの強さ」を強く印象付けるチャート形状となっております(但し、昨日は高値更新後に急落に転じるなど、心理的節目200万円をバックに戻り売りが強まる展開)。

ファンダメンタルズ的に見ると、①新型コロナウイルスの感染再拡大懸念(新型コロナワクチンに関する楽観ムードの後退リスク)や、②世界的な金融緩和・財政出動の打ち止め観測(株式市場への下押し懸念→リスク回避ムード再燃の波及経路。各国中銀はハト派的なスタンスを滲ませつつも、先行き不透明感は根強い)、③インフレヘッジ資産の反落リスク(金価格下落→ビットコイン下押しの波及経路)、④暗号資産に係る世界的な規制強化の流れ等、ビットコイン相場の反落を想起させる不安材料も残っております。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル主導の力強い動きが続いていますが、高値警戒感も根強く、短期的なダウンサイドリスクが警戒されます。世界的な株式市場の動向や、新型コロナウイルスの感染拡大状況、ビットコインと連動性の高い金価格の動き、先物市場やオプション市場のポジショニング(ダウンサイドを織り込む動きが強まるか否か)を睨みながらも、当方では引き続き、ビットコイン円相場の短期的な下落をメインシナリオとして予想いたします(昨日は伝統的メディアでビットコインが相次いで取り上げられるなど、ジンクス的にはプチバブルの頂点を示唆する典型的な売りシグナル。本日はポジション調整の動きがもう一段強まる恐れあり。ボラティリティの急拡大にも要注意)。

本日の予想レンジ:170.0万円ー190.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、年初来高値更新後に急反落。大規模なポジション調整が発生

ビットコイン円日足

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