マイニング収入の回復(20/11/20)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇して現状で18000ドルを挟んでの動きとなっています。

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マイニング収入の回復(20/11/20)

マイニング収入の回復

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:17978.9ドル(+1.78%)
イーサリアム:474.71ドル(+0.13%)
リップル:0.30257ドル(+4.61%)
ビットコインキャッシュ:247.10ドル(+1.29%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇して現状で18000ドルを挟んでの動きとなっています。ドル売り圧力が強まったことでビットコインに対する買い意欲が強まる状況となっています。コロナウィルスの感染拡大に対する警戒感は根強いものの、米株が引けにかけて押し戻したことで、安全資産としてのドル対する売りが意識され、反射的にビットコインなどが買われる展開となっています。その他のコインもしっかりとした動きが展開されています。

さて、今年の5月12日にビットコインは半減期を迎えたことで、マイニングの報酬が半分になったわけですが、ここ最近の上昇により対ドルベースでのマイニング収入が半減期前と同水準にまで回復してきています。ハッシュパワーは一時から比べればやや低下していますが、ビットコインのマイニングの環境は大きく改善しているということができるでしょう。

そもそもマイニングは半減期を通過するたびに報酬が半分となるわけで、マイナーとしては大きな収益減となります。それを補うには取引手数料が上昇するか、価格が上昇するかが必要となります。現状において取引手数料は乱高下していますが、以前と比べればしっかりとした動きを見せています。とはいえ、現状ではマイニングの報酬と比べれば微々たるものと言わざるを得ません。である以上、現状において価格の上昇はマイニングを行う上で必要不可欠なものであるということができます。

その一方で、価格の上昇はドルベースでの取引手数料の上昇をも意味します。つまり、仮に取引手数料がビットコインベースで変わらなかったとしても、ドルベースでは値上がりということになるわけです。仮想通貨(暗号資産)のメリットとして送金などに係る手数料が安いといわれていますが、価格が上昇することでそのメリットが失われる可能性は十分にあるでしょう。

もちろん、取引手数料を抑えることは可能ですが、そうなった場合はマイニングの優先度が低下することになり、通貨としての役割を果たすことができるのかといった疑問が生じることになるでしょう。そうなると、ビットコインなどはますます通貨としての側面よりも金融商品としての側面が強まることになるのではないでしょうか。そうなった場合、ビットコインそのものの価値に対する疑念が今以上に強まる可能性もあるのではないでしょうか。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σである18180ドル前後の水準を意識しての動きです。18000~18500ドルの水準が目先の上値抵抗帯として意識されているところであり、ここを突破できるかがポイントとなりそうです。調整が入るとしたら、バンドの+1σである16890ドル前後の水準や心理的な節目である17000ドル前後の水準となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを意識しての動きです。バンドの-2σが上昇基調を維持しており、トレンドそのものは上向きです。ただ、バンドウォークとはなりにくい形ですので、一時的には調整の動きが入ってもおかしくないところです。バンドの+2σをバンドウォークといった展開もないわけではありませんが、どちらかと言えば可能性は低いように思われます。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは高値圏での推移です。%Kが下落基調から持ち直し基調、%Dがじり安傾向を維持といった流れとなっており、基本的にはしっかりとした動きが展開されそうです。%Kが高値圏から転落といった動きにならない限りは底堅い動きが意識されそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入り、中心線を意識しての動きとなりましたが、そこで支えられて持ち直し基調となっています。ただ、目先は+1σ前後で抑えられており、ここから再度下落するのか、+2σを目指して上昇するのかに注目が集まるところです。バンドの+2σは横ばいとなっており、-2σは上昇基調です。バンド幅は縮小傾向となっていますが、まだ比較的広い状況であり、目先はやや方向感の見えにくい展開となっていくのではないかとみています。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデットクロスからの下落となっています。一時持ち直す動きを見せましたが、再度下落に転じており、このまま下落基調を維持するかどうかに注目です。やや方向感の見えにくいところであり、再び持ち直す可能性もあるので注意が必要でしょう。下落基調が維持された場合はバンドの中心線を目指して下落といった動きになりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

18500ドル:心理的な節目
18470ドル:2020年の高値
18180ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
18170ドル:昨日の高値
18000ドル:心理的な節目

17980ドル:現在値

17380ドル:昨日の安値
17000ドル:心理的な節目
16000ドル:心理的な節目
15590ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
13010ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
4000ドル:2020年の安値

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