リップルからビットコインへ(21/1/7)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅に上昇しての推移です。

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リップルからビットコインへ(21/1/7)

リップルからビットコインへ

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:36015.3ドル(+6.29%)
イーサリアム:1182.7ドル(+8.34%)
リップル:0.24609ドル(+9.39%)
ビットコインキャッシュ:445.85ドル(+7.05%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅に上昇しての推移です。その他のコインも大きく上昇しており、仮想通貨(暗号資産)市場に資金が流入する展開が継続しています。昨日はダウが大きく上昇したものの、NASDAQが軟調となっています。原油価格の上昇や金の下落、ドルの上値の重い展開や米国債利回りの大幅上昇など、市場全体で見るとリスク志向の動きが意識されているところですが、トランプ大統領の支持者が米議会議事堂で抗議デモを行い、発砲するなど暴徒化していることや、次期政権がハイテク企業への規制を強めるなどといった思惑もあり、先行きに対する警戒感も高まっています。さらにADP雇用統計が予想外の大幅減少となるなど、週末の雇用統計に対する懸念も意識される状況です。にもかかわらず大幅上昇となったダウの今後の動向には注意すべき局面と言えそうです。

さて、去年末に米証券取引委員会がリップルを提訴したことでリップルが大きく下落していますが、世界最大の仮想通貨資産運用会社であるグレイスケールが同社の保有するリップルを清算し、その資金でビットコインなどを買い増ししたと発表しています。取引所においてもリップルの取引停止を発表するところも出ており、リップル離れが今後も進む可能性が高まっています。特にクジラがリップルから撤退する動きがみられていることから、先行きに対して懸念が強まりそうです。

さらにリップルの共同創業者の一人であるジェド・マケーレブ氏がリップル売却を急いでいることがWhale Alertからうかがえる状況です。マケーレブ氏はリップルから去る際に95億リップルを報酬として受け取ったものの、価格への影響を限定的なものとするために1週間で売却できるリップルの量に制限を設ける契約を結んでいます。ただ、現状のようなリップルに対する先行き不透明感が強まる中で、早い段階で売却したいとの思惑は強まっているものと思われます。

昨日に関してはその他の仮想通貨(暗号資産)の大幅上昇などを眺めてリップルにも買い戻しの動きがみられましたが、この流れが恵贈するかどうかは疑問も残るところです。そして、リップルが下落基調を強めれば、上記のグレイスケールのようにリップルを売却してその他の仮想通貨(暗号資産)を買うといった流れが強まる可能性も高まるでしょう。その際の受け皿としては、やはりビットコインが最有力ということになりそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σである35540ドルをブレイクして36000ドルも突破して史上最高値を更新しています。上値のめどが見えにくいところですが、40000ドルが視野に入ってきているものと思われます。仮に調整の動きが入った場合は30000ドルやバンドの中心線である27510ドル前後の水準が意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入る場面もありましたが、すぐに+2σまで持ち直しての動きです。下値の堅さが意識される状況であり、ここからバンドウォークを継続するのかに注目です。注目はバンドの-2σの動きです。上昇基調から目先じり安基調となっています。バンド幅が拡大基調を強める状況であり、バンド幅はかなり拡大しているもののバンドウォークが継続される可能性が高まってきています。バンドの-2σの方向感に注意しながらの対応ですが、上値を拡大しやすい形です。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが高値圏での推移です。上値余地は少ないものの上昇基調を維持しており、買い優勢の流れです。%Kが天井打ちから下落して高値圏から転落といた動きになってこない限りは買い優勢の流れが継続するのではないでしょうか。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σと+1σで挟まれたレンジを動いており、目先はバンドの+2σを意識しての動きです。バンドの-2σが下落基調であり、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドブレイクとなっています。このままバンドウォークとなる可能性も十分にあるため、安易な戻り売りはリスクが高そうです。バンドの-2σが上昇に転じれば一時的には調整の動きが入るでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは高値圏での動きが維持されています。目先は上昇基調であり、買い優勢の流れとなっています。%Kの方向感に注目ではありますが、基本的には底堅い動きが意識されやすい形と言えそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

40000ドル:心理的な節目
36440ドル:史上最高値
36440ドル:昨日の高値
35540ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

36020ドル:現在値

33410ドル:昨日の安値
30000ドル:心理的な節目
29300ドル:2020年の高値
27510ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
19480ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
4000ドル:2020年の安値

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