ビットコインが40000ドルに到達(21/1/8)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅に続伸しての推移です。

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ビットコインが40000ドルに到達(21/1/8)

ビットコインが40000ドルに到達

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:39729.3ドル(+9.76%)
イーサリアム:1257.4ドル(+6.18%)
リップル:0.33323ドル(+25.89%)
ビットコインキャッシュ:456.45ドル(+2.02%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅に続伸しての推移です。ビットコインは一時40000ドルを付けるなど、1か月足らずで約2倍にまで上昇する展開となっています。それに伴い仮想通貨(暗号資産)市場全体の時価総額も1兆ドルを突破した模様です。その他のコインも大きく上昇しており、特にここ最近売り圧力が強まっていたリップルが急騰しています。仮想通貨(暗号資産)市場全体に資金が流入する流れとなっており、注目度も高まっています。

さて、急激な上昇で40000ドルを一時突破したビットコインですが、さらなる上昇を見せるといった見方がある一方、バブルだという見方もあり、今後の動きには注目が集まるところですが、現状の相場を支えているのはやはり米国などの株式市場でリスク志向の動きが強まっていることや金融政策の先行きに対する思惑からドルの先安観が根強いことなどがファンダメンタルズとしては挙げられると思います。逆に言えば、この前提が崩れてくるとビットコインなども調整の動きが強まる可能性が高いということができるでしょう。

そういった観点からすると、今日の米国の雇用統計は注意しなければならない指標であることは間違いないでしょう。ADP雇用統計が市場予想に反して減少となっており、非農業部門雇用者数までもマイナスといった結果となった場合は市場に冷や水を浴びせることになるでしょう。ここ最近の急騰により、買いポジションが積み上がっているものと思われ、それが一斉に利食いに走った場合、かなりの売り圧力がかかることが予想されます。仮に米株に大きな調整の動きが入った場合、仮想通貨(暗号資産)市場にも調整売りが入る可能性は高いでしょう。

米国の金融政策に関してはしばらくはハト派的な政策が維持されるものと思われます。ボスティック・アトランタ連銀総裁が『債券のテーパリングは予想より早く開始の公算も』といった発言をしていますが、FEDとしては米大統領の交代を控えていることなどもあり、いたずらに政策の変更を行うとも思えません。そうなると、一時的な上げ下げはあるかと思いますが、ドルの上値は抑えられる可能性が高そうです。

米株の先行きに対する不透明感はあるものの、全体的な流れとしてはリスク志向の動きであり、仮想通貨(暗号資産)市場にも下支え要因として意識されることになるかと思います。ただ、仮想通貨(暗号資産)全体と言っても基本的にはビットコインと、イーサリアムが中心となっていくものと思われます。その他のコインは今後の展開次第ではあるものの、両コインに比べれば伸び悩む可能性が高いのではないかとみています。やはり、先物やオプションなどが上場されているビットコインと、先物の上場が予定されているイーサリアムが仮想通貨(暗号資産)の中では勝ち組であり、その他のコインとの格差は拡大していくのではないかとみています。さらに中央銀行デジタル通貨の存在がその傾向を強めていくものと思われます。昨日、リップルからビットコインへの資金の流れについて書きましたが、そういった流れは今後も続いていく可能性が高いのではないかとみています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σである37880ドルをブレイクして一時40000ドルも突破して史上最高値を更新しています。上値のめどが見えにくいところですが、目先は40000ドルを割り込んでいるため、ここが上値の抵抗帯として意識されている可能性はありそうです。一方、調整の動きが入った場合は+2σや30000ドル、バンドの中心線である28380ドル前後の水準が意識されることになりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをブレイクしてのバンドウォークです。バンド幅はかなり拡大しているのですが、バンドの-2σの下落の勢いが強まってきており、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークとなっていることから、さらにバンドウォークを継続して上値を拡大といった展開となってもおかしくはありません。バンドの-2σの方向感に注意しながらの対応となりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが高値圏での推移です。%Kは天井打ちとなっていますが、現状ではまだ売り圧力が強まるとも言いにくいところです。高値圏での推移を継続している限りは安易な戻り売りはリスクが高そうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをバンドウォークする展開となっています。ただ、バンドの-2σがじり高基調に転じており、バンドの±2σが上昇する形です。トレンドそのものは上向きですが、一時的には調整の動きが入る可能性が高まっています。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは高値圏での動きが維持されています。%Kは目先持ち直し基調となっており、%Dはじり安基調となっています。現状ではまだ買い優勢の流れということができそうですが、%Kが下落に転じて高値圏から転落といった動きになった場合は売り圧力が強まる可能性が高そうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

40340ドル:史上最高値
40340ドル:昨日の高値
40000ドル:心理的な節目

39730ドル:現在値

37880ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
36360ドル:昨日の安値
30000ドル:心理的な節目
29300ドル:2020年の高値
28380ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
18880ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
4000ドル:2020年の安値

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