ビットコイン円、ポジション調整を引き金に史上最高値圏から大暴落(1/12朝)

11日(月)のビットコイン円相場は史上最高値圏から大暴落。

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ビットコイン円、ポジション調整を引き金に史上最高値圏から大暴落(1/12朝)

ビットコイン円、ポジション調整を引き金に史上最高値圏から大暴落

〇ビットコイン円史上最高値圏から暴落一時311.5万円まで下落
〇英当局暗号バブル警鐘、テザー社財務記録提出期限への警戒、ドル上昇等による大規模ポジション調整
〇ビットコイン円わずか3日間で123.2万円の下げるもテクニカルにはあくまで上昇相場の調整か
〇ファンダメンタルズは反発阻む材料増加が懸念され、上値の重い展開か
〇本日の予想レンジ:290.0万円ー350.0万円

昨日の概況

11日(月)のビットコイン円相場は史上最高値圏から大暴落。日本時間朝方こそ心理的節目400万円を巡る攻防が続いていたが、①英金融行為監督機構(FCA)による暗号バブルへの警鐘や、②テザー社の財務記録提出期限(1/15)を前にした警戒感、③伝統的金融市場で加速する米長期金利上昇の流れ(米ドルとビットコインは逆相関)、④新型コロナウイルスの感染拡大に伴うグローバルなリスク回避ムード再燃(欧米株の下落)、⑤オプション市場に見られる巨大ショートガンマの影響(ビットコインが巨大ストライク36000ドルを再度割り込んだことで、マーケットメーカーによるストップSELLが発生)、⑥アルトコインの急落(暗号資産市場全体に広がるバブル崩壊ムード)。⑦上記①ー⑥を引き金とした大規模ポジション調整(利食い売り・見切り売り)が重石となり、米国時間午後にかけて、一時311.5万円まで急落しました。引けにかけて持ち直すも戻りは鈍く、本稿執筆時点(1/12日本時間5時15分現在)では328.2万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、1/8に記録した史上最高値434.7万円をトップに反落に転じると、昨日は一時311.5万円まで暴落しました(わずか3日間で▲123.2万円の下げ幅)。しかし、心理的節目300万円の大台が死守されたこと、一目均衡表基準線やボリンジャーミッドバンドに続落を阻まれたこと等を踏まえると、テクニカル的にトレンド転換したとは言い難く、現時点ではあくまでオーバーシュート気味に上昇していたビットコイン円相場に調整(押し目)が入っただけと捉えることが出来そうです。

但し、ファンダメンタルズ的に見ると、新型コロナウイルスの感染拡大を通じたリスク回避ムードの再燃や、トリプルブルー確定後の米長期金利の急上昇など、ビットコインの下押しに繋がる「ドル高材料」が増えつつある他(米ドル高→ビットコイン下落の波及経路)、1/15にはテザー社による財務記録提出期限(米リップル社訴訟の後であるだけに市場では警戒感が根強い)を控えるなど、反発を阻む(戻りを鈍くする)材料の増加が警戒されます。

以上を踏まえ、当方では中長期的なビットコイン上昇を見込みつつも、短期的には上値の重い展開が続くと予想いたします(戻りが鈍く、見切り売りが出易い状況。400万円台に戻るには時間を要する)。欧米株及び米長期金利の動向や、新型コロナウイルスの感染拡大状況、アルトコインやハッシュレートの動向、オプション勢の需給を睨みながらも、本日は上値の重い展開の継続を予想いたします(戻り上値の重さを確認後、再度下落に転じる展開を想定)。

本日の予想レンジ:290.0万円ー350.0万円

注:ポイント要約は編集部

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ビットコイン円日足

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