ビットコイン円、オプション市場の巨大ストライク36000ドルを巡る攻防が継続(1/14朝)

オプション市場で注目されていた巨大ストライク36000ドルに絡むショートガンマが幾分解消されたことで、ビットコインのボラティリティは低下傾向にあります

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ビットコイン円、オプション市場の巨大ストライク36000ドルを巡る攻防が継続(1/14朝)

ビットコイン円、オプション市場の巨大ストライク36000ドルを巡る攻防が継続

〇ビットコイン円336万円に急落後、377万円まで急騰
〇コインチェックのCM再開、米次期SEC長官人事、米長期金利低下がサポート
〇ビットコインはオプション市場の巨大ストライク36,000ドル(374.4万円)へのマグネット効果生じる
〇テクニカルには1/11以降の調整局面一旦終了か、ファンダメンタルズもポジティブ材料増加
〇本日の予想レンジ:350.0万円ー400.0万円

昨日の概況

13日(水)のビットコイン円相場は、①テザー社の財務記録提出期限(1/15)を前にした警戒感や、②新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした世界経済の先行き不安(第1四半期にリスクアセット売りの流れが再開するのではないかとの思惑)、③各国当局によるバブル警鐘及び規制強化の思惑(英国やニュージーランド、欧州等)が重石となり、アジア時間には一時336.0万円まで急落する場面も見られました。しかし、ボリンジャーミッドバンドや一目均衡表基準線等のサポートラインに続落を阻まれると、④本邦の大手暗号資産取引所コインチェック社によるテレビCMの放映再開(2017年12月以来、約3年ぶり)や、⑤次期SEC(米証券取引委員会)長官にビットコイン等暗号資産の有識者であるGary Gensler氏が指名される可能性が高まったこと、⑥伝統的金融市場で米長期金利が低下したこと等が支援材料となり、米国時間午後にかけて、高値377.7万円まで急騰しました。引けにかけて反落するも下値は堅く、本稿執筆時点(日本時間5時30分現在)では372.5万円前後での推移が続いております。

本日の見通し

オプション市場で注目されていた巨大ストライク36000ドル=374.4万円に絡むショートガンマが幾分解消されたことで、ビットコインのボラティリティは低下傾向にあります(1/8高値434.7万円→1/11安値311.5万円→1/12高値380.2万円→1/13安値336.0万円→現在372.5万円)。現在は再び巨大ストライク36000ドルに吸い寄せられるマグネット効果が生じており、暫くは同水準を中心とした上下動が繰り返される公算が大きいと考えられます(ボラティリティは一段と低下する見込み)。テクニカル的には、昨日の下落時にボリンジャーミッドバンドや一目均衡表基準線付近で下げ渋った後、反発に転じたことで、1/11以降の調整局面がひとまず終了したと判断できます(但し、市場参加者の中には、ここから2番底をつけにいくとの悲観的な見方も根強い)。

ファンダメンタルズ的に見ても、米長期金利上昇→ドル高の流れが和らぎ、米長期金利低下→ドル安の流れが再開しつつあること、米SECの後任人事を通じてビットコインETFの承認が射程圏内に入りつつあること、コインチェック社によるテレビCMの放映再開など、ポジティブな材料が増えつつあります(昨日はラガルドECB総裁よりビットコインの投機性への非難と規制強化の必要性を訴える発言が見られましたが、反応は限定的→ビットコインの地合いの強さを改めて確認)。

以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン相場の上昇をメインシナリオとして予想いたします(巨大ストライク36000ドル=374.4万円を巡る攻防の末、同水準クリアに上抜けられるか否かに注目。上抜けられれば、心理的節目400.0万円の回復も視野に)。

本日の予想レンジ:350.0万円ー400.0万円

注:ポイント要約は編集部

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