ビットコイン円、10日ぶり安値圏へ急落。地合いの悪化が鮮明に(1/22朝)

21日(木)のビットコイン円相場は大幅続落。

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ビットコイン円、10日ぶり安値圏へ急落。地合いの悪化が鮮明に(1/22朝)

ビットコイン円、10日ぶり安値圏へ急落。地合いの悪化が鮮明に

〇ビットコイン円大幅続落、1/11以来安値となる321.3万円を付け2日間で71.4万円の急落
〇新型コロナ感染拡大、1月バブル崩壊アノマリー、暗号資産規制強化の思惑などが重石
〇オプション市場前日に続きダウンサイド織り込む動き加速
〇テクニカルには上位足から下位足に至る全てのテナーで売りシグナル点灯
〇本日の予想レンジ:300.0万円ー360.0万円

昨日の概況

21日(木)のビットコイン円相場は大幅続落。①アルトコインの総崩れ(暗号資産市場全体に広がるポジション調整ムード)や、②1月バブル崩壊アノマリーを背景とした投資家心理の急速な悪化(2018年のケースを想起)、③テクニカル的な地合いの弱さ(上位足から下位足に至る全てのテナーで売りシグナル点灯)、④オプション市場のダウンサイドを織り込む動き(トップサイドCALLを売却し、ダウンサイドPUTを購入する動き)、⑤新型コロナウイルスの感染拡大(潜在的なリスクオフ再燃リスク)、⑥バイデン新政権発足に伴う暗号資産に係る規制強化の思惑(1/19に開催されたイエレン財務長官の公聴会で暗号資産が違法行為に用いられることに懸念を表明。先週はECBのラガルド総裁も同様の見解を発言)が重石となり、米国時間朝方にかけて、1/11以来、約10日ぶり安値となる321.3万円まで急落しました。引けにかけて持ち直すも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間5時45分現在)では333.0万円前後で推移しております。尚、昨日は米資産運用会社大手ブラックロックが投資信託を通じて暗号資産投資(ビットコインに連動する先物商品)に乗り出すことが報じられましたが、市場の反応は限定的となっております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、1/19に記録した直近高値392.7万円をトップに反落に転じると、昨日は一時321.3万円まで急落しました(心理的節目400万円トライ失敗→短期筋の見切り売り・ロスカットを誘発→わずか2日間で71.4万円の急落劇)。オプション市場では、前日に続き、ダウンサイドを織り込む動き(トップサイドCALLを売却して、ダウンサイドPUTを購入する動き。1週間物リスクリバーサルはBTCプットオーバーに転換)が加速するなど、投資家心理が一段と悪化しつつあります。

テクニカル的に見ても、今般の下落局面で日足の一目均衡表転換線や基準線、ボリンジャーミッドバンドを軒並み下抜けした他、240分足では、強い売りシグナルを示唆する一目均衡表三役逆転も点灯するなど、地合いの悪化が鮮明となっております。また、ファンダメンタルズ的に見ても、新型コロナウイルスの予想外の感染拡大(ロックダウンが一段と長期化する恐れ→潜在的なリスクアセット売り再開リスク)や、世界的な暗号資産に係る規制強化の思惑など、ビットコイン相場の重石となり得る材料が増えつつあります(昨日のブラックロックの報道を受けてもビットコインは全く上昇せず)。

ビットコイン円、10日ぶり安値圏へ急落。地合いの悪化が鮮明に

以上を踏まえ、当方では、ビットコイン相場の短期的な下落をメインシナリオとして予想いたします(目先は1/11の大規模ポジション調整時に記録した安値311.5万円を死守できるか否かに注目。同水準を割り込めば、心理的節目300万円割れや、3万ドル割れも視野に)。

本日の予想レンジ:300.0万円ー360.0万円

注:ポイント要約は編集部

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