仮想通貨(暗号資産)が先導?(21/1/22)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅続落となっての推移です。

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仮想通貨(暗号資産)が先導?(21/1/22)

仮想通貨(暗号資産)が先導?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:31894.5ドル(-9.64%)
イーサリアム:1209.7ドル(-10.12%)
リップル:0.27516ドル(-6.17%)
ビットコインキャッシュ:439.63ドル(-12.15%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅続落となっての推移です。その他のコインも下げ幅を拡大する展開となっており、警戒感が強まっています。ただ、米株は小幅まちまちとなるなど、リスク回避的な動きが強まったわけでもない中での大幅続落であり、米株との相関について慎重に見極めていく必要がありそうです。仮にここから米株が大きく下落といった動きになった場合、ビットコインが先行して下げたとみなすことができるかもしれず、今後の相場の動きを見る上でも重要な局面ということができるかもしれません。

さて、今回の下落に関してはいわゆるクジラが利食いを仕掛けているといった見方があります。これに関しては40000ドルの水準を維持することができなかったことや、ドルに対する買い戻しの動きが意識されていることなどが要因として挙げることができると思われますが、仮に利食いの動きで下落しているだけであれば、下落してきたところでは押し目買いが入ってくると思われ、先行きに対する懸念はそこまで強まらないのではないかと思われます。

ただ、この利食いの動きが維持され、さらに米株へと波及した場合はスパイラル的に下げ幅を拡大する展開も十分に考えられるでしょう。ビットコインに関しては30000ドルが意識される展開となっており、このあたりの水準を下抜けた場合、テクニカル的にも売りの流れが強まる可能性が高まります。

仮想通貨(暗号資産)の下落が株式市場へと波及するといったことが実際に起こるかどうかの判断は難しいところではあります。ただ、現状においてビットコインは金融商品としての地位を固めつつあることは以前にもここで述べた通りです。であるならば、ビットコインが急落した場合、株式市場も急落する可能性は十分にあると言えるでしょう。今までは株式市場などが先行していましたが、ビットコインが先導することがあり得ることも頭に入れておいたほうが良いのではないでしょうか。

ビットコインはこの一週間で20%近い下げを演じています。相変わらずかなりのボラティリティであり、仮想通貨(暗号資産)に対するイメージを悪化させているのではないかと思われます。価格の急落はマイナーにとっても収益の悪化に直結するものです。現状においてハッシュレートは比較的高い水準での推移となっていますが、価格の動向次第ではハッシュレートが低下することも考えられるでしょう。まだ30000ドル台での推移であり、ハッシュレートに関してはそこまで心配する必要はないと考えていますが、ここからさらに大幅下落となる流れには注意が必要でしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σである30900ドル前後の水準に迫る動きであり、ここで支えられるかどうかは非常に重要と言えるでしょう。さらに30000ドルも心理的な節目として意識されそうです。仮に-2σで支えられた場合はバンドの中心線である36010ドル前後の水準が目標となっていきそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を下抜け、一気にバンドの-2σを意識しての動きとなっています。このままバンドの-2σをブレイクするかどうかに注目です。バンド幅は縮小傾向であり、市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきている状況です。バンド幅はそこまで縮小していませんが、バンドの+2σの方向感には注意が必要でしょう。

またストキャスティクスを見ると、デッドクロスから下落しての推移です。%Kは下落基調を強め、一気に下値圏に入っています。%Dも下値圏を目指す動きであり、売り優勢の流れが強まっています。下値余地の少ない%Kが底打ちから上昇といった動きとなるかどうかに注目ですが、一時的に押し戻してもまだ買い進みにくい局面ということができそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直したものの、中心線に届かずに下落に転じ、目先はバンドの-2σをブレイクしてバンドウォークとなっています。バンドの+2σの上昇の勢いは弱いものの、バンド幅の拡大基調は維持されており、さらに下値を拡大する可能性はありそうです。バンドの+2σが下落に転じた場合は一時的に調整の動きが入りやすくなるので、その点は注意が必要でしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデッドクロスからの下落で、下値圏での推移です。一時的な持ち直しなどは見られているものの、下値圏での推移を継続しており、上値の重さが意識されています。ゴールデンクロスから下値を抜けてこない事には買いの動きも強まらないでしょう。目先は%Dが小幅に持ち直していますが、まだ売り優勢ということができそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

41920ドル:史上最高値
41230ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
40000ドル:心理的な節目
36060ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
35590ドル:昨日の高値

31890ドル:現在値

31080ドル:昨日の安値
30900ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
30000ドル:心理的な節目
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

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