ビットコインと50000ドル(21/2/18)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅上昇しての推移です。

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ビットコインと50000ドル(21/2/18)

ビットコインと50000ドル

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:52264.7ドル(+7.24%)
イーサリアム:1830.3ドル(+4.47%)
リップル:0.54937ドル(+7.30%)
ビットコインキャッシュ:716.55ドル(+3.83%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅上昇しての推移です。50000ドルを大きく上回る水準での推移であり、買い意欲が強まっています。米株はNASDAQなどが下落したものの、ダウが上昇して史上最高値を更新するなどリスク志向の動きが強まっています。FOMC議事要旨で2021年の米経済に対する強気の見通しが示されたことも好感される展開となっています。その他のコインも大幅に上昇しており、市場全体に資金が流入する展開が維持されています。

さて、ビットコインは50000ドルを突破しての動きとなっていますが、過去に『ビットコインは50000ドルに到達することはない』と主張し、ツイッター上でその発言に対する指摘をされた人物がいます。金の支持者として知られているピーター・シフ氏は以前にも自身の予測にはいくつかの欠陥があることを認めていましたが、今回の指摘に対して『ビットコインが100000ドルになる可能性を排除できない』と述べています。

ピーター・シフ氏は2008年の経済危機を予言したことで広く知られている人物ですが、ビットコインに関しては結果的には予想を外したということができるでしょう。しかし、その一方で同氏は『ビットコインがゼロにまで下落することも避けられない』とし、『ギャンブルをしたくないのであれば金を買うべき』と述べています。

こういった予想に関しては絶対というものはありませんし、あまり目くじらを立てるべきではありません。そして、実際に投資をする際には相場観が外れても利益を上げることは不可能ではありません。仮にここからビットコイン価格が急落すればシフ氏の相場観がもてはやされることがあるかもしれません。

ただ少し気になった点としては、ビットコインはギャンブルであり金はギャンブルではないという見方です。確かに現状のボラティリティは圧倒的にビットコインのほうが大きく見えるところです。しかし、どちらも相応のリスクがあります。安全資産といわれていますが、実際は株式市場などに大きく影響を受ける金融商品の一つとなりつつあるように思われるところです。つまり、金もビットコインほどではないかもしれませんが、ギャンブルの要素が多分に含まれています。投資とはそういうものではないかと思っています。

恐らく、ビットコインが大きく値段を下げる局面は株式市場も、そして金も値段を下げるのではないかと考えています。これは各国地域の中銀の低金利政策がもたらした過剰流動性相場の宿命ではないかと考えています。である以上、ビットコインはもちろんのこと、金も安全資産たり得ないのではないでしょうか。個人的には現金化の流れが強まりドル買い圧力が強まる相場になるとみていますが、今のところはそういった兆しはあまり見えておらず、株価もビットコインも、そして金も底堅い動きを維持しやすい局面ということができるのではないでしょうか。

【ビットコイン節目】

ビットコインは節目である50000ドルを突破して上値を拡大する展開となっています。日足のボリンジャーバンドの+2σである54350ドル前後の水準が上値の目標となりそうです。調整の動きが入った場合はバンドの中心線である42000ドル前後の水準が意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入ったものの、下値の堅さが意識され、+1σで支えられて持ち直す動きとなっています。再度バンドの+2σを目指す動きであり、買い優勢の流れです。バンドの±2σが上昇しており、トレンドそのものも上向きです。ただ、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくく、バンドの+2σでは抑えられる可能性が高そうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは高値圏での推移が継続されています。一時上値を抑えられていた%Kが再度上昇に転じており、買いの流れが意識されやすい局面となっています。%K、%Dに上値余地はほとんどありませんが、買われやすい地合いは継続しそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線で支えられて上昇基調を強め、バンドの+2σをブレイクしてバンドウォークとなっています。バンドの-2σは下落基調であり、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークとなっています。バンドウォークが継続する可能性も十分にあるので、安易な戻り売りはリスクが高そうです。バンドの-2σが横ばいから上昇となれば調整の動きが入りやすくなるでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは高値圏での推移です。一時的な上げ下げはあるものの、しっかりとした動きは維持されており、底堅い動きが意識されやすい状況となっています。%Kが高値圏から転落といった動きにならない限りは買い意欲は根強いでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

54350ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
52500ドル:史上最高値
52500ドル:昨日の高値

52260ドル:現在値

50000ドル:心理的な節目
49020ドル:昨日の安値
42000ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
40000ドル:心理的な節目
29650ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

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