カナダのビットコインETFの状況

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上値を拡大する一方、その他のコインはやや上値の重さが意識される展開となりました。

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カナダのビットコインETFの状況

カナダのビットコインETFの状況

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:57661.3ドル(+1.61%)
イーサリアム:1931.7ドル(-2.72%)
リップル:0.53860ドル(-0.07%)
ビットコインキャッシュ:703.49ドル(+0.08%)

【概況】

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上値を拡大する一方、その他のコインはやや上値の重さが意識される展開となりました。ビットコインに対する買い意欲が強まる一方で、アルトコインに対する調整売りが入っています。ここ最近はビットコインドミナンスが低下傾向にあったのですが、やや持ち直す動きが展開されています。

さて、前回19日にビットコインETFに関して少し書きましたが、カナダのPurpose Investmentsが運営するビットコインETFが丸二日で4億ドル以上に達したことがニュースとなっています。ビットコインに市場の注目が集まる中での上場であったことを考えると資金が流入することも予想通りと言えるかもしれませんが、それにしても急激な動きであることは事実でしょう。

さらにブルームバーグ・インテリジェンスのETFアナリストであるEric Balchunas氏は現在トロント証券取引所で取引されているほかのETFと比較したうえで、この一週間で残高が10億ドルを超える可能性があるとし、2か月以内に他のすべてのETFを上回っても驚かないとツイッターでコメントしています。ちなみに、現状での最大のETFはJPモルガン・ベータビルダーズ・カナダETFで46億ドルを超える規模となっています。

カナダにおいてビットコインETFは現状でもう一つ、Evolve ETFが承認されています。今後こちらにも資金が流入する可能性も十分に考えられるところであり、ビットコインの価格の下値を支える展開となりそうです。

ただ、やや懸念すべき材料として米国の長期債利回りが急激に上昇しており、インフレに対する懸念から米株の上値が抑えられています。コロナワクチン接種が進み、コロナウィルスの感染拡大に対する警戒感は若干和らいできているようにも思われますが、それに伴い金融政策に変化が生じる可能性も否定できません。今のところは金融緩和の長期化を示唆していますが、仮に急激なインフレ進行などが起こった場合、政策の変更を余儀なくされる懸念も払しょくできません。

株価が史上最高値圏での推移を継続する中での低金利政策により、過剰流動性相場が続いています。これが急激に巻き戻されない限りは仮想通貨(暗号資産)市場にも資金が流入するでしょう。そして、まだしばらくはそういった動きが継続する可能性は高いとみています。ただ、逆流が始まればその勢いは暴力的なものとなる可能性も高いのではないかとみています。そういった時に仮想通貨(暗号資産)が買われる可能性は極めて低いのではないかと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは上値を拡大する動きで、バンドの+2σである59300ドル前後の水準や60000ドルが節目として意識される展開となっています。調整が入るとしたら50000ドルやバンドの中心線である46280ドル前後の水準が意識されることになりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+1σと+2σで挟まれたレンジを動いており、上値を拡大する動きです。底堅い動きが継続しており、再度バンドの+2σまで上昇する可能性も十分にあるでしょう。ただ、バンドの-2σも上昇しており、バンドの±2σが上昇する形です。トレンドそのものは上向きですが、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくく、調整を入れながら上値を拡大するといった展開になりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは高値圏での推移が継続されています。一時的な上げ下げはあるものの底堅い動きが意識されやすいところです。%Kが下落して高値圏から転落する動きを見せない限り売りの流れが強まるといった展開にはなりにくいでしょう。

今日は週初ですので、週足分析をやっていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをブレイクしてのバンドウォークが継続しています。バンドの-2σが下落基調を継続しており、バンド幅の拡大を伴いながらの動きです。ここからさらに上値を拡大してもおかしくない格好です。バンド幅はかなり拡大していますが、バンドの-2σが横ばいから上昇といった動きにならない限りは安易な戻り売りはリスクが高そうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは上昇して高値圏での動きを継続しています。上値余地はほとんどありませんが、買い優勢の流れであり、堅調地合いが維持されそうです。%Kが天井打ちから下落し、高値圏から転落といった動きにならない限りはしっかりとした動きとなりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

60000ドル:心理的な節目
59300ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
58340ドル:史上最高値
58340ドル:昨日の高値

57660ドル:現在値

55500ドル:昨日の安値
50000ドル:心理的な節目
46280ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
40000ドル:心理的な節目
33270ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

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