仮想通貨(暗号資産)急落

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅続落となって推移しています。

関連通貨:

仮想通貨(暗号資産)急落

仮想通貨(暗号資産)急落

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:48070.2ドル(-10.76%)
イーサリアム:1530.8ドル(-13.34%)
リップル:0.46837ドル(-18.85%)
ビットコインキャッシュ:496.70ドル(-19.61%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅続落となって推移しています。テスラのイーロン・マスクCEOが『ビットコインの価格は高いように見える』とツイートしたことで23日から急落する展開となっており、その流れが継続する展開となっています。その他のコインも急落しており、ビットコインよりも下げ幅が大きいものが目立っています。やはりアルトコインに比べればビットコインのほうが信頼できるものであり、まずはアルトコインから決済する流れとなっているように思われます。


さて、この急落が一時的なものであるのか、それともさらなる下落があるのかは判断が分かれそうですが、今回の急落を受けて警戒感が広がっていることは事実でしょう。イエレン財務長官は以前からビットコインに対して懐疑的ではありますが、22日に『取引が行われる方法が極めて非効率的』と述べています。また、マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏も自身がビットコインのファンではないとし、個人投資家が投機的な動きに巻き込まれないように警告しています。

ここまで急激な動きを見せれば上記のような意見が出てくることも仕方のないところですが、個人的には以前から述べているようにテスラのマスクCEOの発言に右往左往している状況は不健全ではないかと考えています。仮にマスクCEOが『高すぎる』と発言する直前にビットコインを決済していたら当局から問題視される可能性もあるでしょう。仮に決済していなくても、ここまでの乱高下ですので何らかの動きがあってしかるべきでしょう。

そういった観点から考えると、ビットコインの発行枚数に上限があることは非常に大きなデメリットとなり得ることが示されているのではないでしょうか。もちろん、発行枚数に上限があることで価値が担保されている側面があることは事実です。しかし、その一方で供給が限定されていることで価格が乱高下しやすくなっているのではないでしょか。

個人的にはビットコインは通貨にはなり得ないのではないかと考えており、金融商品の一つとしてボラティリティの高いものが存在することは一概に悪いこととは思っていません。もちろん、投資家がリスクをしっかりと認識し、自己責任で行うことが前提ではありますが、ハイリスクハイリターンの商品を危険だからとすべて排除するのが投資家保護、という考えには疑問を持っています。とはいえ、現状の仮想通貨(暗号資産)取引に関してはまだまだ規制が必要なところであり、投資家教育が必要なところではないでしょうか。現にビットコインはこの2日で一時10000ドル以上下落しているわけで、非常にリスキーな取引であることは疑いようもありません。こうした現実を踏まえて取引をするのかどうか、する場合は撤退のポイントなどをしっかりと意識して対処するなどといった基本的ではありますが、重要なことを再度認識するべきでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの+2σである59330ドル前後を意識する動きから急落し、バンドの中心線である47730ドル前後の水準まで下落しています。一時中心線を割り込みましたが、目先は押し戻しており、中心線が下値支持線として意識されている状況です。ここで支えられるかどうかが今後の展開に大きな影響を与えそうで、重要な価格水準ということができそうです。支えられた場合は50000ドルを回復できるかもポイントとなりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを意識しての動きから一気にバンドの中心線まで押し込まれる動きとなっています。目先はここで支えられていますが、ここをブレイクして下落といった動きになった場合はバンドの-2σまで下落する可能性が出てくるだけに注意が必要でしょう。中心線で支えられた場合は再度バンドの+2σを意識しての動きとなりそうです。現状はバンドの±2σが上昇しており、トレンドそのものは上向きですので、その可能性も十分にあるでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはデッドクロスから急落しいます。まだ%Kも下値圏に入っていないため下値余地は残っていますが、急激な下落であり、下値圏に入る可能性は高そうです。そこから持ち直すことができるかどうかがポイントとなりそうです。%Dも下落基調であり、流れとしては上値の重さが意識されやすい状況と言えそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを意識した動きから急落し、バンドの中心線を抜けて一気にバンドの-2σまで下落しての動きです。一時-2σで支えられる動きを見せましたが、中心線に届かずに下値を拡大し、バンドの-2σをバンドブレイクからバンドウォークといった動きになっています。目先はバンドの+2σが横ばいへと転じたことで調整の動きが入りやすくなっていますが、トレンドそのものは下向きで、上値の重さが意識されやすい形です。一時的に持ち直しても上値は抑えられるでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは下値圏での動きからゴールデンクロスが見られる展開です。%Kが下値圏から外れる動きを見せており、このまま上昇基調を維持することができるかがポイントとなりそうです。ただ、再度下落して下値圏に入るといった動きとなった場合は下値圏での動きが継続することも意識しなければならず、先行きに対する警戒感が高まりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

60000ドル:心理的な節目
59330ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
58340ドル:史上最高値
54120ドル:昨日の高値
50000ドル:心理的な節目

48070ドル:現在値

47730ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
45090ドル:昨日の安値
40000ドル:心理的な節目
36120ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

関連記事

ページトップへ戻る