ビットコインでのヘッジ(21/2/26)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移です。

関連通貨:

ビットコインでのヘッジ(21/2/26)

ビットコインでのヘッジ

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:49177.5ドル(+0.06%)
イーサリアム:1573.7ドル(-1.96%)
リップル:0.45866ドル(-1.20%)
ビットコインキャッシュ:520.47ドル(+0.25%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移です。ただ、目先は前日終値を挟んでの推移であり、やや上値を抑えられている状況です。米国の株式市場でダウが大幅に下落した流れを受けて売り圧力が意識される展開となっています。その他のコインはイーサリアムなどが下落していますが、全体的には大きな動きにはなっておらず、小幅まちまちでの推移です。

さて、JPモルガン・チェースのストラテジストであるジョイス・チャン氏とエイミー・ホー氏らは24日付のリポートの中で『マルチアセットのポートフォリオでは全体的なリスク調整後リターンを効率的に上昇させるために、最大1%を仮想通貨(暗号資産)に配分することは可能だろう』としています。

これに関して記者が『仮想通貨(暗号資産)は比較的新しく値動きも激しいが、他資産との相関性があまりなく、良好なヘッジになり得る』と分析しています。株式市場などとの相関性は比較的高いと見ているのでこの点は疑問を抱くところではありますが、新しい投資対象として仮想通貨(暗号資産)に注目が集まることは悪いことではありません。

また、JPモルガンのストラテジストは仮想通貨(暗号資産)の有用性には限界があると指摘しており、『仮想通貨(暗号資産)は投資対象であり、調達通貨ではない』とし、『通貨でマクロイベントをヘッジしようと考えるなら、仮想通貨(暗号資産)ではなく、円やドルなどの調達通貨を通じたヘッジを推奨する』としていますが、これに関しても納得のいくところかと思っています。

仮想通貨(暗号資産)のボラティリティに関しては確かにリスク要因ではありますが、最大1%の配分であればそのリスクの大部分は収拾することが可能と思われます。その観点から考えても、十分に参考になる見方ではないでしょうか。

とはいえ、一般投資家において、ポートフォリオの考えがどこまで必要かというと議論の分かれるところでしょう。仮に1000万円の運用資金があったと仮定すると、1%とは10万円に過ぎません。ビットコインに投資となると、約0.02BTCしか購入することができない計算となります。もちろん、イーサリアムやリップルなどを選択することも可能ですが、そこまでしてポートフォリオに組み込むべきかは配分のパーセンテージの変動を含めて慎重に考えるべきでしょう。

ただ、機関投資家などが新たにポートフォリオに仮想通貨(暗号資産)を組み込む動きを見せるのであれば、大きな資金流入が期待できます。そうした動きが相場の下支え要因となる可能性も十分にあるでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの中心線である48950ドル前後の水準が意識されての動きです。ここで支えられてバンドの+2σである58390ドル前後の水準まで上昇するのか、それとも割り込んで39500ドル前後の水準まで下落するのかがポイントとなりそうです。いずれにせよ上記3つの価格と40000ドル、50000ドルが節目として意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから下落して中心線に到達し、目先は中心線を挟んでの推移となっています。やや方向感の見えにくいところとなっていますが、今のところは中心線で支えられている状況です。このまま支えられて上昇に転じるのか同課に注目です。バンド幅は縮小傾向であり、市場には徐々にエネルギーが蓄積されていく状況です。ただ、まだバンドの中心線を意識しての動きであり、大きな動きにはなりにくいでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはデッドクロスから下落しています。%Kは一時持ち直す動きを見せましたが、再度売りに抑えられています。下落基調が意識される展開であり、下値を拡大する可能性が高まっています。このまま下値圏に入るかどうかに注目が集まりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σからの戻り基調が維持されてバンドの中心線に到達し、上抜ける動きも見られましたが、目先は下落に転じてバンドの中心線を下抜ける動きとなっています。このままバンドの-2σまで下落するかどうかに注目です。バンドの+2σは下落、-2σは横ばいとなっており、やや方向感の見えにくい形となってきています。バンドの中心線を挟んでの動きが継続する可能性もあるでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは上昇基調から腰折れして下落基調となっています。このまま下落基調が維持されるかどうかに注目です。下値余地は十分にあるので、売り優勢の流れが継続する可能性は十分にあるでしょう。そうなった場合はバンドの-2σまで下落といった動きになりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

60000ドル:心理的な節目
58390ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
58340ドル:史上最高値
52010ドル:昨日の高値
50000ドル:心理的な節目

49180ドル:現在値

48950ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
48550ドル:昨日の安値
40000ドル:心理的な節目
39500ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

関連記事

ページトップへ戻る