3月の下落と確定申告(21/3/1)

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく下落しての推移です。

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3月の下落と確定申告(21/3/1)

3月の下落と確定申告

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:49177.5ドル(+0.06%)
イーサリアム:1413.2ドル(-6.84%)
リップル:0.41610ドル(-7.38%)
ビットコインキャッシュ:456.86ドル(-7.53%)

【概況】

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく下落しての推移です。調整売りの流れが継続しており、下値を拡大する展開となっています。ここ最近の下落により、AlternativeのFear&Greed Indexは1か月以上維持した90の水準から55まで低下しています。米国株式市場ではダウが大幅下落となっており、こちらも調整の動きが強まっています。安全資産であるドルに対する買いが強まる状況であり、ビットコインからは資金が流出する展開です。その他のコインも大きく下落しており、ビットコインにつれ安となっています。

さて、ビットコインに関しては3月に調整が入る傾向があります。これまでも2015年、16年、17年、18年、20年と3月に下落する動きを見せています。これに関してはかなりの確率ではありますが、米国の確定申告が影響しているのではないかとみられています。つまり、米国の確定申告は1月にスタートし、4月15日が期限となりますが、納税に備えて売却する動きが出ている可能性はありそうです。となると、ここからのビットコイン相場はさらに下値を拡大する可能性も十分にあるでしょう。

実際問題として、ビットコインのここまでの上昇とここにきての急落により利益確定に動きたいとの思惑が出てくる可能性は十分にあるでしょう。しかも、高値から比べれば利益の幅は小さくなっており、仮に納税に備えるという目的からすればビットコインの売却の量が増えるといったことも起こりかねません。とはいえ、納税への備えが終わった場合は再度資金を仮想通貨(暗号資産)市場に振り向ける動きが出る可能性にも留意すべきでしょう。

ところで、仮想通貨(暗号資産)とは直接は関係ありませんが、少し気になる報道が出ています。それは『米証券取引委員会が26日の声明で15銘柄の取引を一時停止した』というものです。理由として株価操作が挙げられています。規制当局はネット掲示板などソーシャルメディア投稿が個人投資家の買いを促したものの、先行きが疑問視される銘柄を急いで取引停止としたようです。ここでも何度か取り上げていますが、仕手相場のようなものが続出しており、当局も問題視していることが浮き彫りになっています。

当局としても看過できない状況といったところなのでしょう。そして、こうした当局の視線が仮想通貨(暗号資産)市場へと向くこともまず間違いないところかと思います。こうした動きがひいてはビットコインETFの承認への足かせとなったり、厳しい規制が制定されるといったことに繋がりかねないのではないでしょうか。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの中心線である494800ドル前後の水準をブレイクしています。このままバンドの-2σである42100ドル前後の水準まで下落する可能性が高いでしょう。バンドの±2σは横ばいへと推移するのではないかと思われ、レンジ圏での動きが意識されやすくなっていくのではないでしょうか。そうなればバンドの中心線と-2σで挟まれたレンジとなりそうで、節目としても意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を下抜けて下落しており、このままバンドの-2σまで下落する可能性が高そうです。バンドの-2σをブレイクして下値を拡大するかどうかに関してはバンドの±2σが横ばいとなりそうなことや、バンド幅が比較的広い状況となっていることを考えると、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいのではないかとみています。ただ、バンドの-2σに到達した際はバンドの+2σの方向感には注意しておいたほうが良さそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはデッドクロスから下落して、下値圏での推移となっています。下値余地は多少残っていますが、下落の勢いは落ちています。下値圏での推移を維持すれば売りの流れが継続するでしょう。%Kが持ち直して下値圏から外れる動きとなるまでは売り優勢の局面ということができるでしょう。

今日は週初ですので週足分析をやっていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをバンドウォークする展開から調整の動きが入っています。バンドの±2σが上昇基調となっており、トレンドそのものは上向きです。ただ、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいところであり、調整を入れながらの動きとなりそうです。目先はその調整の動きであり、バンドの+1σもしくは中心線が意識されることになりそうです。まだ下値余地は十分にあるために注意が必要でしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデッドクロスからの下落となり、%Dも高値圏から転落しています。このまま下落基調が維持されれば下値余地は十分にあるため売りの流れが強まりそうです。%Kの下落の勢いが落ちているため、特にここからの方向感には注目です。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

60000ドル:心理的な節目
58340ドル:史上最高値
56870ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
50000ドル:心理的な節目
49480ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
46580ドル:昨日の高値

44960ドル:現在値

43100ドル:昨日の安値
42100ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
40000ドル:心理的な節目
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

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