ビットコイン円、パウエルFRB議長発言を材料に急反落。節目600万円割れ(3/23朝)

週明け22日(月)のビットコイン円相場は上昇後に急反落。

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ビットコイン円、パウエルFRB議長発言を材料に急反落。節目600万円割れ(3/23朝)

ビットコイン円、パウエルFRB議長発言を材料に急反落。節目600万円割れ

〇ビットコイン円欧州時間に634.4万円まで上昇後パウエルFRB議長のネガティブ発言等で600万円割れ
〇パウエル議長はBISで「ビットコインは投機資産」「マイニングに膨大なエネルギー要する」等発言
〇ビットコイン円テクニカルには上値の重さ印象づける
〇ファンダメンタルズもビットコイン下落意識させる材料残る
〇一目均衡表基準線566万円付近までの下押し想定
〇本日の予想レンジ:560.0万円ー630.0万円

昨日の概況

週明け22日(月)のビットコイン円相場は上昇後に急反落。米長期金利の低下や米主要株価指数の上昇を横目に、欧州時間帯にかけて一時634.4万円まで上値を伸ばすも、一目均衡表転換線に続伸を阻まれると、①パウエルFRB議長によるビットコインに対するネガティブな発言(国際決済銀行が主催するイノベーションサミットで「ビットコインは投機資産」「マイニングに膨大なエネルギーも要する」と発言)や、②オプション勢によるロスカットを通じたガンマロングポジションの剥落(昨晩は1週間物インプライドボラティリティが一時65%付近まで急低下。オプション勢による56000PUTの大量売却が背景→オプション勢によるロスカットを受けて56000ドル前後のガンマロングが消失→オプション絡みの買い圧力が無くなったことでビットコイン相場が急落)、

③バイデン政権による3兆ドル規模の追加インフラ投資計画に関する一部報道(国債増発懸念→米長期金利上昇への警戒感)、④米中露対立リスクや欧米による対中制裁など地政学的リスクが再燃しつつあること(リスク回避のドル買いを連想→ビットコイン売りの波及経路)などが重石となり、米国時間午後にかけて、安値593.3万円まで急落しました(心理的節目600万円割れ)。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間午前6時30分現在)では、597.3万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は一時634.4万円まで上値を伸ばすも、一目均衡表転換線に続伸を阻まれる形で、一時593.3万円まで急落しました。日足ベースでボリンジャーミッドバンドや21日移動平均線に絡み始めている他、下位足(60分足や240分足)で売りシグナルが点灯するなど、テクニカル的にみて、上値の重さを印象付けるチャート形状となりつつあります。ファンダメンタルズ的に見ても、米長期金利の高止まり(早期テーパリング観測)や、それに伴うドル高圧力(ビットコインと米ドルは逆相関関係)、金融市場の不安定化(トルコリラの大暴落)、パウエルFRB議長によるネガティブ発言、3月の下落アノマリー(3/26オプションカットに向けて下げ幅を広げるとの思惑)など、ビットコイン相場の下落を意識させる材料が残っています。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします(目先は一目均衡表基準線が位置する566.0万円付近への下押しを想定)。

本日の予想レンジ:560.0万円ー630.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、パウエルFRB議長発言を材料に急反落。節目600万円割れ

ビットコイン円日足

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