バイナンスがSymbol付与を実施、国内交換所はいまだ動き無し(21/3/23)

2021年3月17日(水)に、NEM(暗号資産名はXEM)の大規模アップグレードによって、「Symbol(暗号資産名はXYM)」がついにローンチ(誕生)した。

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バイナンスがSymbol付与を実施、国内交換所はいまだ動き無し(21/3/23)

バイナンスがSymbol付与を実施、国内交換所はいまだ動き無し

2021年3月17日(水)に、NEM(暗号資産名はXEM)の大規模アップグレードによって、「Symbol(暗号資産名はXYM)」がついにローンチ(誕生)した。当初3月15日(月)のローンチ予定ではあったが、直前に延期と伝わり利用者が「また延期か!」とヤキモキする時間はあったものの、結果として2日遅れでの誕生となった。

国内交換所で、XYM取扱いを発表した交換所は、日本時間3月23日(火)21時時点で存在しないが、海外では、Huobi Globalが、権利確定日にあたるスナップショット時に預け入れたユーザーに対して預け入れたXEMと同数のXYMの割り当てが既に行われたほか、大手の交換所であるバイナンスもXYMの配布が完了したと発表した。バイナンスはまだ出金制限をかけていることから付与されたXYMを動かすことはできないほか、取扱いに関しては「XYMはバイナンスが他のコインに対して行うのと同じような厳格な上場プロセスを経る」というコメントに留めておりスケジュールは公表されていない。一部では、バイナンスは付与まもなく取扱いも開始するのではないかとの話もあったが、今のところ想定よりも慎重な動きを見せている。

暗号資産情報サイトのcoingeckoによると、日本時間3月23日21時時点のXYMの価格は0.65ドル水準(対USDT(テザー))で推移している。ゲート、HBTC、ProBitなどの交換所で取引されているが、上記のバイナンスのような大手交換所の取扱いがスタートしない限り、XYMを投資対象とした活発な商いは先となりそうだ。

国内交換所の取扱いに関しては、XEMの取扱いが世界トップレベルのZaifで、「Symbol(XYM)の配布及びその方法の詳細については、必要な法令上の手続きが完了次第公表させていただきます」という表現に留めるなど各社横一線といったところだ。国内で初めてXYMの取引がスタートする際、海外交換所の価格が参考価格となりそうだが、その際、バイナンスやHuobi Globalなどの大手交換所での価格であれば十分参考になるだろうが、流動性の低い海外交換所での価格であれば上下に振れることなどから、国内交換所の初値は思惑先行となる可能性がある。

仮に0.65ドル水準であれば70円換算となり、XYMの権利を取得した利用者はXEMの価格(40円水準)を考慮すると十分利益が出ることから、初値での換金売り(利益確定)が優勢となるかもしれない。株の上場であれば、新規公開価格に対して、売り、買いの株数が板で確認できることで、おおよその方向性を見ることはできるが、ただでさえ思惑先行で乱高下しやすい暗号資産の上場となればそうはいかない。国内交換所の取扱いは5月もしくは6月と少々先の話になるような気はするが、それまではバイナンスなど大手交換所が取引をいつスタートさせるかが注目材料となろう。

バイナンスがSymbol付与を実施、国内交換所はいまだ動き無し

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