ビットコイン円、上値の重い展開が継続。伝統的金融市場のリスクオフが重石(3/24朝)

23日(火)のビットコイン円相場は上値の重い展開。

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ビットコイン円、上値の重い展開が継続。伝統的金融市場のリスクオフが重石(3/24朝)

ビットコイン円、上値の重い展開が継続。伝統的金融市場のリスクオフが重石

〇ビットコイン円、パウエルFRB議長の批判的発言や金融市場でのリスク回避ムード等に578万円まで下落
〇テクニカルには上値の重さ印象づける形状
〇ファンダメンタルズも過剰流動性相場の逆流等懸念される状況
〇ここ数ヶ月の月末カットオフへ向けての下落アノマリーあり
〇本日の予想レンジ:540.0万円ー610.0万円

昨日の概況

23日(火)のビットコイン円相場は上値の重い展開。①前日3/22に報じられたパウエルFRB議長によるビットコインに対するネガティブな発言(国際決済銀行が主催するイノベーションサミットで「ビットコインは投機資産」「マイニングに膨大なエネルギーも要する」と発言)や、②伝統的金融市場で広がるリスク回避ムード(株安、債券高、商品市況下落、ドル高・円高)、③新型コロナウイルス第三波への警戒感(欧州圏を中心にロックダウンの長期化懸念)、④地政学的リスクの高まり(米中露対立激化リスクや欧米による対中制裁リスク等)、⑤政府・当局者によるバブルへの警鐘を鳴らす発言・措置の増加、⑥オプション市場の月末カットオフ(3/26日本時間17時)に向けてのダウンサイド圧力が重石となり、欧州時間には一時578.0万円まで下落しました(3/10以来、約2週間ぶり安値圏)。引けにかけて持ち直すも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間午前6時30分現在)では、590.6万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、3/14に記録した史上最高値672.4万円をトップに反落に転じると、昨日は約2週間ぶり安値となる578.0万円まで急落しました。この間、一目均衡表転換線やボリンジャーミッドバンド、21日移動平均線を下抜けした他、下位足で強い売りシグナル(4時間足で一目均衡表三役逆転成立。4時間足 200MAに迫る動き)が点灯するなど、テクニカル的に見て、上値の重さを印象付けるチャート形状となっております(目先は日足の一目均衡表基準線が位置する566.0万円付近への下落を想定)。

ファンダメンタルズ的に見ても、伝統的金融市場で典型的なリスクオフ相場(株安→リスクアセット下落)が広がっている他、政府・当局より資産価格上昇(バブル)に警鐘を鳴らす発言が増えつつある等、目先は過剰流動性相場の逆流リスクに警戒が集まります(資産価格下落→利益確定目的の暗号資産売却)。今週は3/26日本時間17時に月末且つ四半期末のオプションカットオフを控えていることもあり、アノマリー的にもカットオフに向けてのダウンサイドリスクが警戒されます(ここ数ヶ月、月末カットオフに向けてビットコイン相場が下落する傾向あり)。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします。

本日の予想レンジ:540.0万円ー610.0万円

注:ポイント要約は編集部

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ビットコイン円日足

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