ビットコイン円、上値の重い展開が継続。本日は四半期末オプションカットに注目(3/26朝)

25日(木)のビットコイン円相場は下値余地を探る展開。

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ビットコイン円、上値の重い展開が継続。本日は四半期末オプションカットに注目(3/26朝)

ビットコイン円、上値の重い展開が継続。本日は四半期末オプションカットに注目

〇ビットコイン円売り一巡後の買戻し、CBOEビットコイン先物再開検討報道等に569.9万円まで買い戻し
〇ビットコイン円日足転換・基準線、21日移動平均等下抜け短期的地合い弱い
〇ファンダメンタルズも相場下落を意識させる材料増える
〇好材料への反応も鈍く地合いの悪化を示唆、ビットコイン円下落がメインシナリオ
〇本日17時の四半期オプションカット要注意
〇本日の予想レンジ:510.0万円ー580.0万円

昨日の概況

25日(木)のビットコイン円相場は下値余地を探る展開。①米電気自動車大手テスラのイーロン・マスクCEOによる「You can now buy a Tesla with Bitcoin(テスラ車の購入にビットコインを利用できるようになった)」とのツイートを材料に、前日24日(水)には、一時622.3万円まで上値を伸ばすも、一目均衡表転換線に続伸を阻まれると、②俄かロングのロスカットや、③新型コロナウイルス第3波への警戒感、④伝統的金融市場で燻るリスク回避ムード、⑤四半期末オプションカットに向けたダウンサイド圧力が重石となり、米国時間朝方にかけて、一時550.7万円まで急落しました。

しかし、売り一巡後に下げ渋ると、⑥米大手暗号資産取引所Coinbase社によるインドでのオフィス開設・採用強化の発表(インドにおける暗号資産規制法案を巡る懸念の後退)や、⑦米CBOEのビットコイン先物・再開検討報道、⑧米投資会社スカイブリッジ・キャピタル創業者のアンソニー・スカラムチ氏によるビットコインに前向きな発言(ビットコインは必ずしも決済に幅広く使われる世界共通通貨としての立ち位置を目指す必要性はなく、価値保蔵手段としての機能で十分)、⑨米資産運用大手フィデリティによるビットコイン上場投資信託(ETF)の申請報道(投信名称は「ワイズ・オリジン・ビットコイン・トラスト」)、⑩米主要株価指数の持ち直し(マイナス圏からプラス圏へ浮上)が支援材料となり、本稿執筆時点(日本時間6時00分現在)では569.9万円付近まで持ち直す展開となっております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場はイーロン・マスクCEOのツイート後に記録した高値622.3万円をトップに反落に転じると、昨日は一時550.7万円まで急落しました(▲11.5%)。この間、下位足(4時間足以下)で売りシグナルが点灯した他、日足ベースでも一目均衡表転換線や基準線、ボリンジャーミッドバンドや21日移動平均線を下抜けする等、テクニカル的に見て、短期的な地合いは弱いと判断できます。

ファンダメンタルズ的に見ても、伝統的金融市場でリスク回避の動きが広がりを見せつつある他(リスク回避のドル買い→米ドルと逆相関性の強いビットコインに下押し圧力)、世界的な資産価格上昇への警戒感(政府・中銀による資産価格上昇に警鐘を鳴らす発言の増加→過剰流動性相場の逆流リスク)や、納税資金確保を目的としたビットコイン売却需要(本邦の確定申告期限は4/15、米国の納税期限は5/17)等、ビットコイン円相場の下落を意識させる材料が増えつつあります(テスラのビットコイン支払い開始や、フィデリティのETF申請等、ポジティブヘッドラインが相次いだにもかかわらず、ビットコインの上昇には繋がらず→地合いの悪化を示唆)。

以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします(対ドルでの心理的節目50000ドル割れを試すシナリオを想定)。尚、本日は市場参加者に注目される四半期末オプションカットの当日(日本時間17時)となる為、カットオフ前後の乱高下に注意が必要でしょう(ここ数ヶ月の傾向としてダウンサイドリスクが高まり易い)。

本日の予想レンジ:510.0万円ー580.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、上値の重い展開が継続。本日は四半期末オプションカットに注目

ビットコイン円日足

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