ハッシュレートは高位安定(21/3/26)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移となっています。

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 ハッシュレートは高位安定(21/3/26)

ハッシュレートは高位安定

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:52105.5ドル(-3.61%)
イーサリアム:1603.8ドル(-0.94%)
リップル:0.51430ル(-1.63%)
ビットコインキャッシュ:479.59ドル(-5.81%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移となっています。NY時間の朝方は米株の軟調もあって下げ幅を拡大しましたが、米株が引けにかけて上昇したことで買い戻しの動きも見られています。ただ、米長期債利回りの上昇やドルの堅調などを背景に上値の重さも意識されています。注目を集めた米7年債入札はやや不調といった状況であり、債券に対する売りが意識されています。また、その他のコインも軟調地合いであり、仮想通貨(暗号資産)市場からの資金流出の流れが継続しています。

さて、先週にビットコインの難易度調整が行われましたが、過去最高を更新しています。その一方でハッシュレートは日々のデータでは最高を更新しておらず、その代わり落ち込みも少ないといった動きとなっています。これまでハッシュレートは日々のぶれが大きく、安定していない印象でしたが、ここ最近は高位で安定しています。

これはビットコインにとっては良いことではないかと思われます。ぶれが大きくなると市場に不安をもたらすことにもなりかねませんが、安定的な動きを見せているのであれば、市場にも安心感が広がることになるでしょう。

現状は1.6億TH/s前後を動いていますが、この水準を維持することができるかが今後のポイントとなっていきそうです。あまり極端な上昇も電力需要に対する世間の厳しい視線もあるので良くないのではないかと考えています。とはいっても価格の上昇などを受けてハッシュレートは上昇基調をたどる可能性が高く、環境負荷に対する問題意識は高まるものと思われます。

その他に気になるデータとして、価格上昇局面となっているにもかかわらず、取引手数料収入が下落基調にあるという点でしょうか。現状でのドルベースでの減少はビットコインベースで大きく減少していることを意味しますので、今後半減期でマイニング収入が減少することを考えると、現状ではそこまで問題が表面化していませんが、マイナーにとっては気になる動きであることは事実ではないでしょうか。収益減ということになればハッシュレートの維持が難しくなります。難易度もそれに合わせて調整されていきますが、先行きに対する懸念が強まりかねないので、その点は注意が必要でしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの中心線である55710ドル前後の水準を明確に下抜ける形であり、そのままバンドの-2σである49570ドル前後の水準まで下落する可能性が高まっています。-2σは上昇基調となっているだけに、50000ドルあたりがポイントとなっていく可能性がありそうです。戻した場合はバンドの中心線を抜けることができるかといった展開になりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を抜けてバンドの-2σを目指す動きです。バンド幅が縮小傾向となっており、市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきています。バンドの下限でバンドブレイクからバンドウォークといった動きになるかどうかが先行きを占う上で重要となりそうです。バンドの+2σが上昇に転じてバンド幅の拡大が意識された場合、下値を拡大する可能性が出てくるでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがデッドクロスからの下落で下値圏での動きです。%Kが底打ちから上昇となっていますが、下値圏から外れてくるかどうかがポイントとなりそうです。現状ではまだ下値圏での動きであり、上値の重さが意識されそうです。下値圏での推移が継続された場合、バンドの-2σをブレイクして下値を拡大といった動きになる可能性が出てくるので注意が必要でしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから横ばいでの推移となり、その後一気にバンドの-2σまで下落したもののすぐに持ち直しての動きとなっています。バンドの±2σが下落基調となっており、トレンドそのものは下向きです。目先は押し戻していますが、再度バンドの-2σを目指して下落する可能性が高そうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはゴールデンクロスからの上昇となっています。%Kは下値圏から外れる動きですが、目先腰折れ気配となっています。再度下値圏に向けて下落するかどうかに注目が集まります。%Dはじり高でそろそろ下値圏から外れてきそうですが、%Kの動き次第では再度下落といった動きとなる可能性もあるので、%Kの方向感には注意が必要でしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

61840ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
61800ドル:史上最高値
60000ドル:心理的な節目
55710ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
53180ドル:昨日の高値

52110ドル:現在値

50440ドル:昨日の安値
50000ドル:心理的な節目
49570ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

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