ビットコイン円、高値圏で伸び悩む展開。対ドルの節目60000ドルは突破できず(4/1朝)

月末31日(水)のビットコイン円相場は底堅い動き。

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ビットコイン円、高値圏で伸び悩む展開。対ドルの節目60000ドルは突破できず(4/1朝)

ビットコイン円、高値圏で伸び悩む展開。対ドルの節目60000ドルは突破できず

〇ビットコイン円今週続いた好材料に欧州時間に一時660.6万円まで上昇
〇中長期のテクニカルは強いが、節目60,000ドル(664.2万円)、最高値672.4万円を控え上値重いか
〇好材料続くファンダメンタルズにも、過剰流動性懸念、ドル高の動き等不安材料も
〇短期的な反落を予想、本日の予想レンジ:600.0万円ー675.0万円

昨日の概況

月末31日(水)のビットコイン円相場は底堅い動き。今週発表された立て続けの好材料(米クレジットカード大手VISA社による米ドルに連動するステーブルコインUSDCでの決済を認める方針発表や、米CMEによる個人投資家を対象とした小口のビットコイン先物サービス提供開始報道、米PayPal社による暗号資産を用いたオンライン決済サービスの開始報道など)を背景に、欧州時間朝方にかけて、一時660.6万円(3/15以来の高値)まで上昇しました。しかし、対ドルでの心理的節目60000ドルや、3/14に記録した史上最高値672.4万円をバックに伸び悩むと、短期筋による見切り売りやロスカットが引き金となり、日通し高値を付けた2時間後には一時630.8万円まで急落する荒々しい値動きも見られました。もっとも、売り一巡後に下げ渋ると、米政府による大型インフラ投資計画への期待感(バイデン米大統領の演説の日本時間5時40分よりスタート)も支援材料となり、本稿執筆時点(日本時間6時00分現在)では652.3万円前後まで持ち直す動きとなっております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は一時660.6万円まで上値を伸ばし、3/15以来の高値懸念へと続伸しました。一目均衡表三役好転や移動平均線のパーフェクトオーダーなど、強い買いシグナルが点灯する中、中長期的な上昇トレンドは継続中と考えられます。但し、上方には、対ドルの心理的節目60000ドル≒664.2万円や、史上最高値672.4万円が控えている為、余程強い買い材料が出てこない限り、短期的には「上値余地は乏しい(昨日同様、ポジション調整を引き起こす可能性あり)」と判断できます。

ファンダメンタルズ的に見ても、相次ぐ好材料(テスラ社や米VISA社など錚々たる米企業の参入報道)の一方で、①世界各国による規制強化の動きが広がりつつある点、②伝統的金融市場で過剰流動性相場の逆流(米長期金利上昇→株式市場や商品市況の下落→リスクアセットとしてのビットコイン売り)が警戒されている点、③オプション市場でダウンサイドリスクを意識したフローが増えつつある点など、ビットコイン相場を短期的に押し下げる材料が整いつつあります(足元で加速するドル高もビットコイン相場の重石。米ドルとビットコインは逆相関関係)。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の短期的な反落をメインシナリオとして予想いたします(心理的節目60000ドルや史上最高値672.4万円をバックに戻り売りが強まる展開を想定。現在行われているバイデン米大統領の演説や、米国時間に予定されている米3月ISM製造業景況指数を受けて米長期金利が一段と上昇すれば、米長期金利上昇→ドル高→株安・商品安→ビットコイン下落に繋がる恐れあり)。

本日の予想レンジ:600.0万円ー675.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、高値圏で伸び悩む展開。対ドルの節目60000ドルは突破できず

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