ビットコイン円、方向感に欠ける展開が継続。ポジション調整リスクに引き続き警戒(4/2朝)

1日(木)のビットコイン円相場は狭いレンジ内で方向感に欠ける展開。

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ビットコイン円、方向感に欠ける展開が継続。ポジション調整リスクに引き続き警戒(4/2朝)

ビットコイン円、方向感に欠ける展開が継続。ポジション調整リスクに引き続き警戒

〇ビットコイン円650万円を挟んで方向感に欠ける動き
〇ドル円テクニカルに中長期の地合い強いが、高値圏での調整の動き要警戒
〇ファンダメンタルズには好材料が多いが、ビットコインは反応薄
〇米雇用統計が強くドル買いとなった場合にはビットコイン下落となるか
〇本日の予想レンジ:610.0万円ー670.0万円

昨日の概況

1日(木)のビットコイン円相場は狭いレンジ内で方向感に欠ける展開。①米ゴールドマンサックスがビットコインを含む暗号資産をお客様に提供するサービスを開始するとの一部報道や、②米ブラックロック社によるビットコイン先物取引の実績確認が支援材料となり、欧州時間朝方にかけて、一時657.2万円まで上昇しました。しかし、前日高値660.6万円や、対ドルでの心理的節目60000ドル、3/14に記録した史上最高値672.4万円をバックに伸び悩むと、③上値の重さを嫌気した短期筋の見切り売りが重石となり、米国時間には一時641.8万円まで値を崩す場面も見られました。もっとも、同水準では押し目買い意欲も根強く、下げ渋ると、引けにかけて再び反発。本稿執筆時点(日本時間6時00分現在)では650.8万円前後で推移するなど、方向感を見出し辛い時間帯が続いております(オプション市場では短期物から中長期物まで全てのテナーでインプライドボラティリティが低下中)。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は高値圏での足踏み状態が続いております。月足、週足、日足ベースで強い買いシグナル(一目均衡表三役好転や移動平均線のパーフェクトオーダーなど)が点灯する中、中長期上昇トレンドは継続中と判断できます。但し、上方には、心理的節目60000ドル≒664.2万円や、史上最高値672.4万円が控えている為、短期的には、ロング勢の利食い売りや短期筋の逆張りに注意が必要でしょう(ポジション調整を引き起こす可能性あり)。

ファンダメンタルズ的に見ると、今週は米VISA社のUSDC決済の発表や、米CMEによる個人投資家を対象とした小口のビットコイン先物サービス提供開始報道、米PayPal社による暗号資産を用いたオンライン決済サービスの開始報道、米ゴールドマンサックスによるビットコイン商品の提供開始検討報道、米ブラックロックによるビットコイン先物取引実績の確認など、米企業による相次ぐ参入(複数のポジティブニュース)が報じられているにも係わらず、60000ドルさえ超えられていない点が気がかりです(好材料に対する反応が鈍化)。背景には、世界各国による規制強化の動きや、伝統的金融市場における過剰流動性相場の逆流リスク、米長期金利上昇を受けたドル高(ビットコインと米ドルは逆相関)など、ネガティブな材料が水面下で増えつつある点が挙げられます。本日21時30分に発表される米雇用統計が力強い結果となった場合、米早期テーパリング観測再燃→米長期金利上昇→ドル高→ビットコイン下落の波及経路に繋がる可能性もある為、当方では引き続き、短期的なビットコイン下落をメインシナリオとして予想いたします。

本日の予想レンジ:610.0万円ー670.0万円

注:ポイント要約は編集部

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ビットコイン円日足

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