北朝鮮の動き(21/4/2)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移です。

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北朝鮮の動き(21/4/2)

北朝鮮の動き

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:58816.1ドル(-0.23%)
イーサリアム:1969.8ドル(+1.74%)
リップル:0.56339ドル(-0.02%)
ビットコインキャッシュ:552.14ドル(+3.32%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移です。その他のコインは小幅まちまちとなっており、全体的に方向感の見えにくい展開となっています。ISM製造業景況指数の好調などを背景にリスク志向の動きが強まる状況で、米株などは上昇基調を強めていますが、仮想通貨(暗号資産)市場は調整の動きなども意識されて上値の重さが意識される状況ということができそうです。

さて、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の履行状況を調べる専門家パネルは加盟国の情報に基づき、北朝鮮が2019年から2020年11月までに仮想通貨(暗号資産)を約3億1640万ドル相当を盗んだと指摘する年次報告書を公表しました。報告書の中で大量破壊兵器・弾道ミサイル計画の資金源とするために金融機関や仮想通貨(暗号資産)取引所にサイバー攻撃を続けたとしています。

今回の報告書はコロナウィルスの感染拡大期間と重なっており、ハッキングが活発化した可能性がありそうです。つまり、コロナウィルスの感染拡大により貿易などが低迷し、外貨を獲得するためにハッキングを行うという流れがあるのではないかと予想されます。これに関してははっきりとしたことがわからないので何とも言えませんが、今回の3億ドル以上のハッキングはかなりの規模ということができるでしょう。

北朝鮮はここにきて弾道ミサイルの発射などを行うなど、強硬な姿勢を示しています。バイデン大統領は国連決議に反するとして批判していますが、先行きはかなり不透明となっています。日本も独自の制裁措置を2年間延長すると発表しており、東アジアの地政学的リスクは高まっています。地政学的リスクが高まると仮想通貨(暗号資産)などは買われやすいところではあります。

しかし、北朝鮮がハッキングした仮想通貨(暗号資産)を弾道ミサイルなどの開発を行う資金源としているということになれば、米国を中心に仮想通貨(暗号資産)に対する規制を強化する可能性が高まるでしょう。これは北朝鮮に限ったことではなく、米国は経済制裁の実効性を高めるために仮想通貨(暗号資産)への対応を厳しくすることは十分に考えられるところです。

特に今回は弾道ミサイルを発射している事や専門家パネルの報告書が資金源としてハッキングを挙げている事から仮想通貨(暗号資産)に対する風当たりが強くなることも考えられます。最近はESG投資(環境・社会・ガバナンス)に対する注目が集まっており、長期的な観点から仮想通貨(暗号資産)に対する懸念が強まる可能性は否定できないところでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの中心線である56800ドル前後の水準を上抜けて上昇しており、バンドの+2σである61590ドル前後の水準を目指す動きとなっています。ただ、現状は60000ドルが上値として意識されており、ここを突破できるかがポイントとなりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直し、バンドの中心線を抜けて上昇しています。上昇基調が維持されていますが、60000ドルやバンドの+1σなどが上値として意識されており、ここを抜けるかに注目が集まります。バンド幅は比較的狭いので、動き出したら大きくなりそうですが、現状ではまだ方向感の見えにくいところということができそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがゴールデンクロスからの上昇で高値圏に入っています。%Kの上昇の勢いは落ちていますが、上昇基調は維持されており、買い優勢の流れが継続しています。%Kが天井打ちから下落して高値圏から外れるといった動きにならない限りは買いの流れは維持されそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σと中心線に挟まれたレンジを動いています。+2σには届かなくなってきており、やや上値の重さが意識される局面です。ただ、積極的に売り込む流れにはなっておらず、方向感の見えにくい状況となっています。バンド幅が縮小傾向となり、市場にはエネルギーが蓄積されてきています。動き出したら大きなものとなりそうですが、目先はバンドの中心線を挟んでの動きであり、様子見ムードが強まっています。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは高値圏から転落しての動きです。全体的にはじり安基調ですが、上げ下げを繰り返しながらの動きであり、方向感の見えにくい状況となっています。目先は%Kが下落の勢いを強める一方、%Dは持ち直し基調です。方向感の見えにくいところであり、様子見ムードといったところでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

61800ドル:史上最高値
61590ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
60000ドル:心理的な節目
59410ドル:昨日の高値

58820ドル:現在値

58040ドル:昨日の安値
56800ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
52010ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
50000ドル:心理的な節目
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

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