ビットコイン円、上値の重い展開が継続。短期的な下落リスクに要警戒(4/7朝)

6日(火)のビットコイン円相場は上値重く推移。

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ビットコイン円、上値の重い展開が継続。短期的な下落リスクに要警戒(4/7朝)

ビットコイン円、上値の重い展開が継続。短期的な下落リスクに要警戒

〇ビットコイン円アルトコインへの資金シフトに上値重く630万円台で推移
〇リップル前日比一時70%超の暴騰、暗号資産市場全体の時価総額過去最高へ
〇ビットコイン円史上最高値を前に上値重い、膠着長引けば大規模な調整も
〇ファンダメンタルズもポジティブな材料多い中で、ネガティブな材料も増えつつある状況
〇2日以内に史上最高値更新できない場合テクニカルのビットコイン買い地合い弱まる恐れ
〇本日の予想レンジ:590.0万円ー670.0万円

昨日の概況

6日(火)のビットコイン円相場は上値重く推移。①世界的に広がる規制強化への思惑や、②過剰流動性相場・逆流への警戒感(中国で燻る金融引き締め観測をはじめ、グローバルにバブル相場への警鐘を鳴らす発言・措置が増加)、③上値の重さを嫌気した短期筋の見切り売り、④ボラティリティの低下を背景とした投機マネーの資金流出(ビットコインから値動きの荒いアルトコインへ資金シフト)が重石となり、米国時間にかけて、日通し安値631.6万円まで下落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間6時00分現在)では638.9万円前後で推移しております。

尚、昨日は時価総額第4位の暗号資産XRP(リップル)が、前日(4/5)始値と比較して一時70%超の暴騰劇を演じた他、暗号資産市場全体の時価総額が過去最高となる2兆ドルの大台を突破したことが話題となりましたが、ビットコイン相場への影響は限られました。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は上値の重い展開が継続中です。昨日は一時631.6万円まで下落するなど、対ドルの心理的節目60000ドル≒658.2万円や、3/15に記録した史上最高値672.4万円をバックに戻り売りが強まり易い地合いが確認されます(余程強いビットコイン買い材料が出てこない限り、高値更新は難しい。高値圏での膠着は時間の経過と共に大規模な見切り売りに繋がる恐れあり)。

ファンダメンタルズ的に見ても、世界的な規制強化の動き(暗号資産市場のみならず株式市場でも規制強化の流れ)や、中国でくすぶる金融引き締め観測(与信圧縮の動き)、過剰流動性相場の逆流リスク(伝統的金融市場でアセット毎の相関関係が崩れつつある為、あらゆるアセットでポジション調整が誘発され易い環境)、根強い米早期テーパリング観測(本日発表される米FOMC議事要旨でテーパリングの議論の有無を確認)など、ビットコイン相場の上値を抑制する材料が増えつつあります(米企業による相次ぐ参入報道などポジティブニュースの裏側でネガティブニュースが増えつつある状況)。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の短期的な下落をメインシナリオとして予想いたします(向こう2日以内に史上最高値672.4万円を突破出来ない場合、これまでビットコインの地合いを支えてきた一目均衡表三役好転が終了。投資家心理の悪化を通じて、やや大きめのポジション調整を誘発する可能性あり)。

本日の予想レンジ:590.0万円ー670.0万円

ビットコイン円、上値の重い展開が継続。短期的な下落リスクに要警戒

ビットコイン円日足

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