時価総額が急増(21/4/7)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移となっています。

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時価総額が急増(21/4/7)

時価総額が急増

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:58180.0ドル(-1.04%)
イーサリアム:2122.5ドル(+0.87%)
リップル:1.02648ドル(+16.24%)
ビットコインキャッシュ:655.41ドル(+6.04%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移となっています。米株の軟調や調整の動きが意識されて上値を抑えられています。しかし、その他のコインは全体的に堅調であり、リップルは大幅続騰となって1ドルを突破しています。アルトコインに対する買い意欲は根強く、今後の動きに注目が集まるところです。

さて、ここ最近の上昇基調を背景に仮想通貨(暗号資産)の時価総額の合計が2兆ドルを突破した、というニュースが入っています。約2か月で倍増している計算になります。これは機関投資家の参入などが要因として挙げることができそうですが、2兆ドルのうちの半分以上をビットコインが占めている模様です。ビットコインなどはマイニングにより日々供給されているため、株式などとは違い価格が上昇しなくても時価総額は増加しますが、ここ最近の価格の上昇が時価総額を急激に拡大させていることは事実であり、市場からの注目度もさらに高まっていくでしょう。

ちなみに世界の株式時価総額は今年の2月末の段階で約106兆ドルであり、それと比べるとまだまだ規模は小さいと言えるでしょう。米株は40兆ドルを超えており、次いで中国が10兆ドルとなっています。日本は7兆ドル弱となっています。また、銘柄別で見ると、アップルが2兆ドルを超えており、仮想通貨(暗号資産)全体とほぼ同じ水準となっています。日本のトップのトヨタは0.2兆ドルですので、それの10倍といったところとなっています。

ここ最近の仮想通貨(暗号資産)の時価総額は急激に伸びていますが、今後もしばらくは伸びることが期待できるのではないでしょうか。特に世界的に低金利政策が採られる中で機関投資家としてもリターンを求めて仮想通貨(暗号資産)市場に参入しています。現状は先物取引やオプション取引などに注目が集まっていますが、グレースケール・インベストメンツが自社で運用する世界最大の仮想通貨トラストを承認が下りればETFに転換する意向を示しています。

問題はETFが承認されるかどうかといったところですが、カナダでビットコインETFが承認されており、SECも承認に向けて動く可能性はあるでしょう。そうなった場合、さらなる資金の流入から価格の上昇といった動きとなることは十分に考えられるだけにSECの決定には十分に注意を払っておきたいところです。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの中心線である56770ドル前後の水準とバンドの+2σである61190ドル前後の水準を挟んでの動きであり、60000ドルとあわせて3つの価格が意識される流れが継続しています。狭いレンジでの動きであり、方向感の見えにくい状況です。バンドの+2σもしくは中心線を抜けた場合は動きが出てくる可能性があるので、その点は注意が必要でしょう。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線と+2σで挟まれたレンジを動いており、狭いレンジでの動きが継続しています。バンドの±2σが横ばいとなっており、バンド幅は比較的狭い状況ですので、市場にはエネルギーが蓄積されているものと思われます。バンドの+2σもしくは-2σに到達した際はバンドブレイクからバンドウォークといった動きに注意が必要となりそうです。ただ、目先はバンドの中心線が意識されており、方向感の見えにくい状況です。

またストキャスティクスを見ると、%Kが高値圏での動きから天井打ちとなり、高値圏から外れる動きとなっています。このまま下落基調を強めるかどうかに注目です。一方、%Dは上昇して高値圏に入っています。これが高値圏を維持することができるかがポイントとなりそうです。目先はまだ底堅い動きが意識されやすいところではないかと思われますが、%Dが下落に転じて高値圏から転落といった動きになった場合はバンドの中心線を下抜ける可能性もあるでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きとなっており、方向感の見えにくい展開となっています。バンドの±2σに届かない動きが継続されており、様子見ムードの強まる状況となっています。しばらくは方向感を見定める展開となりそうですが、市場には徐々にエネルギーが蓄積されている状況ですのでバンドの+2σもしくは-2σに到達した際は注意が必要でしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデッドクロスからの下落です。%Kが一時的に持ち直す場面もありましたが、再度下落に転じており、売り優勢の流れとなっています。このまま下落基調を維持した場合はバンドの-2σまで下落する可能性が高まるでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

61800ドル:史上最高値
61190ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
60000ドル:心理的な節目
59490ドル:昨日の高値

58180ドル:現在値

57400ドル:昨日の安値
56770ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
52350ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
50000ドル:心理的な節目
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

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