ビットコインETF(21/4/13)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移です。

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ビットコインETF(21/4/13)

ビットコインETF

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:59987.6ドル(+0.59%)
イーサリアム:2149.8ドル(+0.19%)
リップル:1.38358ドル(-0.47%)
ビットコインキャッシュ:637.62ドル(-1.30%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移です。一時60000ドルを大きく突破して史上最高値を目指す動きとなりましたが、買い一巡後は押し戻される展開となっています。60000ドルが意識される展開が継続しています。その他のコインは小幅まちまちとなっており、全体的には方向感の見えにくい状況となっています。米国株式市場もダウがやや上値の重い展開となったものの、全体的に見れば様子見ムードとなりました。

さて、ウィズダムツリー・インベストメントが申請しているビットコインETFの審査をSECが開始したといったニュースが入っています。現在SECはウィズダムツリーの申請を含めて二つのビットコインETFの申請内容を審査しており、さらにヴァンエックやワイズオリジン・ビットコイン・トラストなどがSECに申請を行っています。

SECは45日間の審査プロセスを経て申請を承認、却下もしくは審査の延長を行います。これまでビットコインETFは承認されておらず、今回承認されれば米国初のビットコインETFが誕生することになるわけです。ちなみに、北米ではカナダにおいてビットコインETFの上場が承認されてトロント証券取引所に上場されています。

今回のビットコインETFの申請に関しては承認されるのではないかといった期待感が高まっていることは事実でしょう。先物取引やオプション取引の上場やそれに伴う機関投資家の参入、上述の通りカナダでビットコインETFが先んじて上場されていることなど、これまでとは状況が大きく変化していることは事実でしょう。市場からの注目度も高く、承認される可能性は十分にあると言えるでしょう。

その一方、これまで申請が却下されてきた理由である価格操縦やハッキングなどのセキュリティの問題が解決されたのかという点で疑問が残ります。4月2日の『北朝鮮の動き』でも書きましたが、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の履行状況を調べる専門家パネルは北朝鮮が大量の仮想通貨(暗号資産)を盗んだと指摘しており、こういった状況が仮想通貨(暗号資産)市場に対する厳しい視線を向ける要因となる可能性はあるでしょう。

さらに、少し前に株式市場で注目されたゲームストップの問題などもあり、仮想通貨(暗号資産)を取り巻く環境は必ずしも良好というわけではありません。こうした中でSECがビットコインETFを却下する可能性もまた十分にあると言えるでしょう。

いずれはビットコインETFも承認されるものと思われますが、現状では過剰に期待すべきものではないのではないかと考えています。よくて五分五分といった程度で考えておいたほうが良いのではないかと考えています。ただ承認がされる・されない、いずれにせよ市場にはそれなりのインパクトがあると思われます。ビットコイン価格も大きく動くものと思われますので、動向をしっかりと追っていくべきではないでしょうか。ちなみに延期となる可能性も高そうですが、延期に関してはネガティブに反応するのではないかとみています。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの中心線である57360ドル前後の水準とバンドの+2σである61990ドル前後の水準で挟まれたレンジを動いており、底堅い動きが展開されています。目先は60000ドルが強く意識されており、ここをしっかりと突破した場合はバンドの+2σや史上最高値が意識されることになりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線で支えられてじり高基調となっています。底堅い動きからバンドの+2σを目指しており、買い優勢の流れです。バンドの±2σがじり高基調となっており、トレンドそのものが上向きです。バンドの+2σまで上昇し、そこで調整の動きが入る展開となるのではないでしょうか。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは持ち直し基調です。ただ、%Kが高値圏に入る前に腰折れからじり安となっており、このまま下落基調が強まるかどうかがポイントとなりそうです。一方、%Dは上昇基調を維持しており、高値圏に入りそうです。しっかりとした動きが意識されており、%Kが持ち直せば買い意欲が強まりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入ってバンドの中心線まで下落しています。ただ、中心線では支えられる動きとなっており、目先は底堅い動きが展開されています。このまま再度バンドの+2σまで上昇するかに注目です。バンド幅は縮小傾向となっており、市場にはエネルギーが蓄積されてきています。バンドの+2σもしくは-2σでの動きには注意が必要でしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデッドクロスからの下落となっています。%Kは一時的に押し戻す場面もありましたが、下落基調は継続しており警戒感が高まります。このまま下落基調を維持した場合はバンドの中心線を割り込み下落といった動きが意識されるので、その点は注意が必要でしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

61990ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
61800ドル:史上最高値
61260ドル:昨日の高値
60000ドル:心理的な節目

59990ドル:現在値

59570ドル:昨日の安値
57360ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
52740ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
50000ドル:心理的な節目
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

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