米中貿易摩擦が思わぬ形で仮想通貨売りを助長?(8/23)

昨日の仮想通貨取引は日本時間深夜1時前から急落し、さらに5時半ころに下げ幅を拡大する動きを見せています。

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米中貿易摩擦が思わぬ形で仮想通貨売りを助長?(8/23)

米中貿易摩擦が思わぬ形で仮想通貨売りを助長?

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:6333.1ドル(-1.67%)
イーサリアム:269.34ドル(-2.65%)
リップル:0.31558ドル(-3.43%)
ビットコインキャッシュ:515.03ドル(-2.81%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は日本時間深夜1時前から急落し、さらに5時半ころに下げ幅を拡大する動きを見せています。中国が仮想通貨禁止を再強化するのではないか?といった噂が流れ、仮想通貨市場全体に売り圧力が強まる展開です。

中国に関しては今年の6月頃に政府が仮想通貨の取引を再度認める準備をしている、といった憶測が流れ、期待感が高まりました。しかし、再開する時期に関してはまだ先だろうとの観測が出ていました。そうした中で規制を再強化するといった噂が流れ、急激に売り込まれる展開となりました。

今回の件は米中貿易摩擦がきっかけとなっているといった話があります。貿易摩擦の激化に伴い、中国の富裕層が海外へと資金を移動させる際に仮想通貨を用いることがあり、そういった資金の流れを当局が問題視しており、規制を強化するといった動きとなっているようです。

米中の貿易摩擦は依然として着地点が見えず、今日から米国は中国製品160億ドル相当への関税25%を発動し、中国も同様の対抗措置を講じます。株式市場や債券市場、為替相場にも影響を与えていますが、ここにきて仮想通貨にも影響を与えることとなりそうです。

【ビットコイン節目

ビットコインは、日足でボリンジャーバンドの-2σから横ばいでの動きで中心線を目指す動きとなっていました。そして昨日の動きで上ひげで中心線を抜けたものの、実体では抑えられるといった展開です。上値の重さが意識されやすい状況であり、ここから売り圧力が強まった場合はバンドの-2σである5840ドル前後が意識されそうです。現状のバンドの中心線は6510ドル前後の水準であり、ここを再度抜けることができるかどうかに注目が集まりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから持ち直しの動きを見せています。底堅い動きが意識されていますが、今回バンドの中心線に到達し、ここを実体で抜けていない状態となっている点は気がかりです。中心線をブレイクした場合はバンドの+2σである7180ドル前後の水準が意識されそうですが、仮に抑えられた場合はバンドの-2σである5840ドル前後の水準まで押し込まれる可能性が高まります。また、バンド幅は急激に縮小してきています。まだ縮小の余地を残していますが、市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきている点は頭に入れておきたいところです。

また、ストキャスティクスを見ると、%K、%Dが腰折れから下落しています。このまま下落の流れを強めれば売り圧力が意識されるでしょう。

一方でビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を抜けて下落しての動きであり、バンドの下限を目指す可能性が高まっています。ただ、現状はバンドの-1σ前後の水準であり、ここで支えられる可能性もありそうです。そうなった場合は再度バンドの中心線である7460ドル前後の水準を目指していくものと思われます。とはいえ、昨日の下落により今週陰線が出る可能性が出ており、警戒感が強まる局面ということが出来そうです。

ストキャスティクスで見ると%Dが下落しており警戒感が高まります。一方、%Kは持ち直しの動きを維持しています。%Dが再度持ち直すことができるか、%Kがしっかりとした動きを維持することができるかが重要かと思われます。目先はやや方向感が見えにくいところではありますが、%Kの持ち直し基調を見る限りでは比較的下値の堅さも意識されてきているように思われます。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

9630ドル:ボリンジャーバンド週足の+2σ水準
9000ドル:心理的な節目
8500ドル:5月中旬の水準
8000ドル:5月中旬の安値水準・心理的な節目
7450ドル:ボリンジャーバンド週足の中心線
7180ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
7000ドル:心理的な節目
6780ドル:7月上旬の高値水準
6510ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

6330ドル:現在値

6200ドル:6月13日・7月13日の安値水準
6080ドル:7月12日の安値水準
6000ドル:直近の安値水準・心理的な節目
5840ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
5760ドル:年初来安値
5260ドル:ボリンジャーバンド週足の-2σ水準

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