ビットコイン円、上値の重い展開が継続。二番底形成リスクに要警戒(4/22朝)

21日(水)のビットコイン円相場は上値の重い展開。

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ビットコイン円、上値の重い展開が継続。二番底形成リスクに要警戒(4/22朝)

ビットコイン円、上値の重い展開が継続。二番底形成リスクに要警戒

〇ビットコイン円終値ベースで1か月半ぶり600万円割れ、595万円レベルで推移
〇テクニカルには日足の転換線と基準線がデッドクロス、589万円に位置する「雲」上限が焦点に
〇ファンダメンタルズも過剰流動性逆流リスクに警戒必要
〇ビットコイン円相場下落がメインシナリオ
〇本日の予想レンジ:550.0万円ー630.0万円

昨日の概況

21日(水)のビットコイン円相場は上値の重い展開。①米PayPal社アプリVenmoによる仮想通貨4銘柄への対応報道や、②米WeWork社の仮想通貨決済対応報道、③ビットコインETF開始を巡る根強い期待感、④短期的なダブルボトム形成が支援材料となり、アジア時間朝方にかけて、高値617.2万円まで上昇しました。しかし、⑤ハッシュレートの急低下や、⑥過剰流動性相場の逆流リスク(中国による金融引き締め観測やカナダ中銀によるテーパリング発表)、⑦世界的な暗号資産規制拡大の思惑、⑧オプション市場のダウンサイドのショートガンマが重石となり、米国時間には、一時588.4万円まで急落しました。引けにかけて小反発するも上値は重く、本稿執筆時点(日本時間5時50分現在)では595.1万円前後で推移しております(終値ベースでの600万円の大台割れは3/15以来、約1ヶ月半ぶり)。

本日の見通し

ビットコイン円相場は一時588.4万円まで下落するなど、上値の重い展開が続いております。240分足で強い売りシグナルが点灯している他、日足ベースでも、転換線と基準線のデッドクロスが実現するなど、テクニカル的な弱さが確認されます(目先は589.0万円に位置する一目均衡表雲上限を明確に下抜けられるか否かに注目。下抜けに成功した場合、4/20安値581.1万円、4/18安値580.7万円、3/15安値550.7万円が射程圏内)。

ファンダメンタルズ的に見ても、グローバルな暗号資産規制の思惑や、新型コロナウイルスの感染拡大リスク、世界的な量的緩和縮小観測(昨日はカナダ中銀がテーパリングを発表。先進国によるテーパリングが今後活発化する可能性あり→暗号資産のネガティブ要因)など、過剰流動性相場逆流のトリガーとなり得る材料が増えつつあります(万が一ビットコイン相場が50000ドル近辺≒540.0万円まで下がった場合、ショートガンマに伴うオプション勢のストップSELLを誘発する恐れあり)。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の続落をメインシナリオとして予想いたします(週内に二番底を形成するリスクを想定。本日・日本時間20時45分から予定されているECB理事会でテーパリングが示された場合、暗号資産を含むリスクアセットに下押し圧力が加わる可能性も)。

本日の予想レンジ:550.0万円ー630.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、上値の重い展開が継続。二番底形成リスクに要警戒

ビットコイン円日足

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