ビットコイン円、約1ヵ月ぶり安値圏へ急落。オプション市場のショートガンマに要警戒(4/23朝)

22日(木)のビットコイン円相場は急落。

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ビットコイン円、約1ヵ月ぶり安値圏へ急落。オプション市場のショートガンマに要警戒(4/23朝)

ビットコイン円、約1ヵ月ぶり安値圏へ急落。オプション市場のショートガンマに要警戒

〇ビットコイン円急落、約一か月ぶり安値556.1万円をつける
〇ハッシュレート低下、流動性相場逆流懸念、米、印、土での規制強化が重し
〇テクニカルには上位足から下位足までの全テナーで売りシグナル点灯
〇下値目途は3/15安値550.7万円、節目の5,000ドル(約540万円)等、割れた場合二番底形成に要警戒
〇本日の予想レンジ:500.0万円ー600.0万円

昨日の概況

22日(木)のビットコイン円相場は急落。①ハッシュレートの冴えない動きや、②過剰流動性相場の逆流リスク(中国当局の金融引き締め観測やカナダ中銀のテーパリング決定)、③世界的な暗号資産規制拡大の思惑(トルコやインドに加えて、米国で暗号資産規制明確化に向けた法案が下院通過)、④オプション市場のダウンサイド=50000ドル近辺のショートガンマ(+月末オプションカットに向けたマグネット効果)、⑤バイデン米大統領によるキャピタルゲイン増税の提案(所得が100万米ドルを超える富裕層に対するキャピタルゲイン課税を39.6%へ引き上げることを提案)、⑥上記⑤を背景としたリスク回避ムード再燃(株式市場の下落→リスク回避のドル買い→ビットコイン下落)が重石となり、米国時間引けにかけて、3/25以来、約1ヵ月ぶり安値となる556.1万円まで急落し、本稿執筆時点(日本時間6時00分現在)でも安値圏での推移が続いております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は一時556.1万円まで急落するなど、約1ヵ月ぶり安値圏へと下落しました。上位足(日足)から下位足(240分足や60分足)に至る全てのテナーで売りシグナルが点灯するなど、テクニカル的に見て、地合いは弱いが確認できます(日足ベースで一目均衡表雲上限割れ→雲の中へ突入→強い売りシグナルを示唆する三役逆転への警戒感→投資家心理悪化)。尚、下値目途としては、3/15安値550.7万円や、心理的節目50000ドル(≒540.0万円)が意識されます(同水準を下抜ければ、二番底を探る展開に)。

ファンダメンタルズ的に見ても、世界的な量的緩和縮小観測(テーパリングは暗号資産にとってネガティブ要因)や、グローバルな暗号資産規制の思惑、新型コロナウイルスの感染拡大、過剰流動性相場逆流リスク、バイデン米大統領のキャピタルゲイン課税提案に伴うリスク回避のドル買い再開(ビットコインと米ドルは逆相関関係)など、ビットコイン円相場の下落を意識させる材料が増えつつあります。

オプション市場では50000ドル近辺≒540.0万円のショートガンマが警戒されており、万が一同水準に差し掛かった場合には、オプション勢によるショートガンマ操作=原資産のストップSELLを誘発する恐れがある為、もう一段のダウンサイドリスク(二番底形成)に警戒が必要でしょう。当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします(心理的節目50000ドル割れを想定)。

本日の予想レンジ:500.0万円ー600.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、約1ヵ月ぶり安値圏へ急落。オプション市場のショートガンマに要警戒

ビットコイン円日足

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