ビットコイン下げ幅拡大(21/4/26)

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下げ幅を拡大しての推移となっています。

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ビットコイン下げ幅拡大(21/4/26)

ビットコイン下げ幅拡大

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:48077.2ドル(-5.59%)
イーサリアム:2217.9ドル(-3.23%)
リップル:1.02685ドル(-5.31%)
ビットコインキャッシュ:746.77ドル(-6.04%)

【概況】

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下げ幅を拡大しての推移となっています。金・土曜日も軟調地合いとなりましたが、特にここにきて下げ幅を拡大する展開となっています。50000ドルを挟んでの動きが展開されていましたが、売りの流れが強まっています。その他のコインも軟調で、特に日曜日に下げ幅を拡大する展開となっています。週末米株は持ち直したものの、先行きに対する警戒感は根強く、仮想通貨(暗号資産)市場は調整の動きが継続しました。

さて、ここにきて急激に下げ幅を拡大しているビットコインですが、ここまでの下落を受けて押し目買いをしたほうが良いのか、さらに下げる可能性を意識すべきかは意見の分かれるところかと思われます。そして、この議論に関しては投資家の立場や状況、対象に対する見方によって多少結論が変わってくることに留意する必要があると考えています。

例えば資金的に余裕があり、超長期的な視点でビットコイン投資を行うのであれば現状の水準から買い下がっていくというのは考え方としてあるでしょう。一方、資金的な余裕があまりなく、短期的な視点でビットコイン投資を行うのであれば、現状の水準はまだリスクが高いということができるかも知れません。もちろん、どのような局面であっても上げ下げのリスクは存在するので、どのタイミングであっても同じことが言えるのですが、相場の格言で『もうはまだなり、まだはもうなり』というものがある通り、もうそろそろ下げ止まるだろう、まだ下げるだろうなどといった自分の勝手な期待で相場を判断するには危険な局面であるように思われます。

目先は米株の動向に注目が集まっているところです。これに関してはバイデン大統領が富裕層対象のキャピタルゲイン税の増税を計画していますが、これがどういった動きを見せるかがポイントとなりそうです。これが実施ということになれば、株式市場のみならず、すべての市場に大きな影響をもたらすことになるでしょう。その意味で、現状で買い売りの判断をすること自体が時期尚早ということができるかもしれません。ただ、この計画が発表された際に株式市場が急落していることを考えると、実施されるかどうかがそもそも問題となりそうな状況とも言えるでしょう。

ビットコインに関しては一時的には持ち直す可能性がありそうですが、まだ下値余地はあるのではないかとみています。これはテクニカル分析から先行きに対する警戒感が残ることがあるのですが、米株の先行き不透明感やカナダ中銀が予想に反して金融緩和の規模を縮小したことなどが意識されるのではないかと考えているからです。その他の中銀がカナダ中銀に続くかといえばそういったことにはならないとは思いますが、市場としては警戒感が高まるところではないかと思われます。そうなった場合、これまでのポジションの調整を行う可能性は高いのではないでしょうか。過剰流動性相場にブレーキがかかった場合、仮想通貨(暗号資産)市場から資金の引き上げが起こる可能性はそのほかの市場に比べてまだ高いのではないかと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σである48530ドル前後の水準をブレイクしての動きであり、下値のめどが見えにくくなっています。今年の2月28日の安値43100ドルや40000ドルが下値のポイントとなりそうです。一方、持ち直した場合は50000ドルやバンドの中心線である57200ドル前後の水準が意識されることとなりそうです。50000ドルは直近で意識されている水準ですので、特に注意してみておきたい価格ということができるでしょう。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σをブレイクしてバンドウォークとなっています。バンドの+2σが上昇基調となっており、バンド幅の拡大を伴いながらの動きです。ここからさらにバンドウォークを継続して下値を拡大する可能性は十分にあるので、安易な押し目買いはリスクが高そうです。バンドの+2σの方向感に注意しながらの対応となりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはデッドクロスからの下落となっています。%Kが一時的に持ち直す場面はあるものの、すぐに下落に転じており、下落基調が継続しています。目先は%K、%Dともに下値圏での動きであり、売り優勢の流れが継続しています。%Kが下値圏から外れる動きとなってこない限りは売りの流れが意識されやすい形といえそうです。

今日は週初ですので、週足分析をやっていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を目指しての下落基調となっています。バンドの+2σが下落に転じており、バンド幅の縮小傾向が意識される形です。ただ、まだバンド幅は広いので、ここから縮小傾向を強めてエネルギーを蓄積していく可能性は高そうです。目先はバンドの中心線で支えられるかがポイントとなりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデッドクロスからの下落となっています。目先は中立水準での推移であり、下値余地は十分にあるだけに先行きに対する警戒感が強まるところです。まだ売り優勢の形であり、バンドの中心線を下抜ける可能性も十分にありそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

65880ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
64780ドル:史上最高値
57200ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
50530ドル:昨日の高値
50000ドル:心理的な節目
48530ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準

48080ドル:現在値

48010ドル:昨日の安値
43100ドル:2月28日の安値
40000ドル:心理的な節目
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

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