ビットコイン円、ショートカバー主導で急反発。ボラティリティは高止まり(4/27朝)

週明け26日(月)のビットコイン円相場は安値圏から急反発。

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ビットコイン円、ショートカバー主導で急反発。ボラティリティは高止まり(4/27朝)

ビットコイン円、ショートカバー主導で急反発。ボラティリティは高止まり

〇ビットコイン円510万円まで下げた後、米国時間午後にかけ高値588万円まで急伸
〇JPMのビットコインファンド準備報道、キャピタルゲイン課税の範囲限定的との見方等がサポート
〇ビットコインテクニカルな上値余地は乏しくファンダメンタルズも下落材料残る
〇ビットコイン円相場の反落をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:510.0万円ー610.0万円

昨日の概況

週明け26日(月)のビットコイン円相場は安値圏から急反発。①過剰流動性相場逆流への警戒感(中国当局の金融引き締めやカナダ中銀のテーパリング決定→世界的な金融緩和縮小リスク)や、②暗号資産に係る規制強化の思惑(トルコやインド、米国や欧州)、③オプション市場のダウンサイドショートガンマ、④バイデン米大統領によるキャピタルゲイン課税の提案(所得が100万米ドルを超える富裕層に対するキャピタルゲイン課税を39.6%へ引き上げることを提案→4/29に詳細発表予定)、⑤リスク回避ムード再燃への警戒感(リスク回避のドル買い→ビットコイン下落の波及経路)が重石となり、アジア時間朝方にかけて、3/5以来、約1ヵ月半ぶり安値となる510.0万円まで下落しました。

しかし、先週末金曜日に記録した安値511.1万円とほぼ同水準で下げ渋ると(押し目買い圧力にサポートされると)、⑥短期筋のショートカバーや、⑦米JPモルガン・チェースが一部のお客様向けにアクティブ運用のビットコイン・ファンドを準備しているとの一部報道、⑧上記④で警戒されていたキャピタルゲイン課税について、ディーズ米国家経済会議(NEC)委員長が影響を受ける納税者はわずか0.3%に留まると発言したこと(影響軽微との楽観的な見方→リスク回避ムード後退)等が支援材料となり、米国時間午後にかけて、日通し高値588.0万円まで急伸しました。もっとも、買い一巡後は利食いに戻り売りに押されて伸び悩み、本稿執筆時点(日本時間6時30分現在)では575.3万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場はアジア時間朝方に一時510.0万円まで急落するも、海外勢参入後に持ち直す動きとなりました。但し、上方に一目均衡表転換線や基準線、雲上限が控えていること等を踏まえれば、ここからの更なる上昇は容易では無いと考えられます(テクニカル的に見て上値余地は乏しい。戻り売りに警戒)。ファンダメンタルズ的に見ても、世界的な量的緩和縮小への警戒感(テーパリング観測は過剰流動性相場縮小の思惑を通じて暗号資産にネガティブに作用)や、グローバルな暗号資産規制強化の思惑、米長期金利の再上昇(FOMCやバイデン米大統領議会演説を前にした警戒感)、オプション市場のダウンサイドのショートガンマなど、ビットコイン円相場の下落を意識させる材料が残っております。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の反落をメインシナリオとして予想いたします(インプライドボラティリティが一段と上昇している為、値幅の拡大にも注意が必要)。

本日の予想レンジ:510.0万円ー610.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、ショートカバー主導で急反発。ボラティリティは高止まり

ビットコイン円相場はアジア時間朝方に一時510.0万円まで急落するも、海外勢参入後に持ち直す動きとなりました。但し、上方に一目均衡表転換線や基準線、雲上限が控えていること等を踏まえれば、ここからの更なる上昇は容易では無いと考えられます(テクニカル的に見て上値余地は乏しい。戻り売りに警戒)。ファンダメンタルズ的に見ても、世界的な量的緩和縮小への警戒感(テーパリング観測は過剰流動性相場縮小の思惑を通じて暗号資産にネガティブに作用)や、グローバルな暗号資産規制強化の思惑、米長期金利の再上昇(FOMCやバイデン米大統領議会演説を前にした警戒感)、オプション市場のダウンサイドのショートガンマなど、ビットコイン円相場の下落を意識させる材料が残っております。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の反落をメインシナリオとして予想いたします(インプライドボラティリティが一段と上昇している為、値幅の拡大にも注意が必要)。

本日の予想レンジ:510.0万円ー610.0万円

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