ビットコイン円、約1週間ぶり高値圏へ反発。一巡後の反落リスクに警戒(4/28朝)

27日(火)のビットコイン円相場は底堅い動き。

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ビットコイン円、約1週間ぶり高値圏へ反発。一巡後の反落リスクに警戒(4/28朝)

ビットコイン円、約1週間ぶり高値圏へ反発。一巡後の反落リスクに警戒

〇ビットコイン円一時600.3万円まで上昇
〇イラン中銀は輸入品の決済に暗号資産の使用認める方針との報道
〇ビットコイン円テクニカル、短期的な地合いの強さを確認するも戻り売りも出やすいチャート形状
〇FOMC後の米長期金利再上昇要警戒
〇本日の予想レンジ:550.0万円ー630.0万円

昨日の概況

27日(火)のビットコイン円相場は底堅い動き。①米JPモルガン・チェースが一部のお客様向けにアクティブ運用のビットコイン・ファンドを準備しているとの一部報道や、②先週のビットコイン急落の引き金となったバイデン米大統領によるキャピタルゲイン課税の提案について、ディーズ米国家経済会議委員長が「影響を受ける納税者はわずか0.3%に留まる」と発言したこと(リスク回避ムード後退→ビットコインのショートカバー誘発)、③イラン中銀が輸入品に対して暗号資産を用いた決済を認める方針を示したとの一部報道(イラン政府が認めるマイニング企業が採掘で得た暗号資産のみ利用できる仕組み)が支援材料となり、米国時間午後にかけて、4/21以来、約1週間ぶり高値となる600.3万円まで上昇しました。引けにかけて、小反落するも下値は堅く、本稿執筆時点(日本時間6時30分現在)では597.5万円前後で推移しております。尚、オプション市場ではビットコイン相場の反発を受けてインプライドボラティリティが急低下。ダウンサイドリスクを手当てする動きは大幅に後退しました。

本日の見通し

ビットコイン円相場は4/25に記録した安値510.0万円をボトムに反発に転じると、昨日は一時600.3万円まで急伸しました(心理的節目600万円を回復)。この間、一目均衡表雲下限や一目均衡表転換線を上抜けするなど、テクニカル的に見て、短期的な地合いの強さが確認されます。但し、上方には一目均衡表雲上限や同基準線、ボリンジャーミッドバンドが控えている為、ここからの更なる上昇は容易では無いでしょう(一巡後に戻り売りが出易いチャート形状)。

ファンダメンタルズ的に見ても、世界的な量的緩和縮小への警戒感(カナダ中銀のテーパリング決定や新型コロナウイルスの感染状況落ち着きを受けて世界的なテーパリング観測が再燃→過剰流動性相場縮小の思惑→暗号資産にネガティブに作用する恐れ)や、グローバルな暗号資産規制強化の思惑、米長期金利の再上昇懸念(今晩予定されているFOMCやパウエル議長定例記者会見を経て、米長期金利が再び上昇基調に転じる恐れ。この場合、ドル高→ビットコイン下落の波及経路に要警戒)など、ビットコイン円相場の反落を意識させる材料が残っております。

以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします(日本時間明日早朝3時の米FOMC、同3時30分のパウエル議長定例記者会見後の米長期金利や米主要株価指数を睨みながらの神経質な展開を想定)。

本日の予想レンジ:550.0万円ー630.0万円

注:ポイント要約は編集部

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