ビットコイン円、600万円台を維持できず反落。月末オプションカットに要警戒(4/30朝)

29日(木)のビットコイン円相場は上値の重い展開。

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ビットコイン円、600万円台を維持できず反落。月末オプションカットに要警戒(4/30朝)

ビットコイン円、600万円台を維持できず反落。月末オプションカットに要警戒

〇ビットコイン円パウエル議長ハト派発言に611.8万円まで上昇
〇その後米SECのビットコインETF認可判断延期等で一時571.5万円まで反落
〇ビットコイン円テクニカルには上値の重さ印象づけるチャート形状
〇ファンダメンタルズも下落材料増える
〇ビットコイン円相場の反落をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:530.0万円ー610.0万円

昨日の概況

29日(木)のビットコイン円相場は上値の重い展開。①パウエルFRB議長によるハト派的な発言(FOMC後の記者会見でパウエル氏は「テーパリング議論は時期尚早」と発言→米長期金利低下→ビットコイン上昇)が支援材料となる中、アジア時間朝方にかけて、高値611.8万円まで上昇しました。しかし、一目均衡表基準線や一目均衡表雲上限に続伸を阻まれると、②バイデン米大統領による施策方針演説を控えた警戒感や、③米長期金利の上昇圧力(FOMC後に低下した米長期金利が再び上昇)、④オプション市場のロングガンマ(スポット上昇局面でオプション勢による原資産売りが活発化)、⑤米SEC(証券取引委員会)によるビットコインETFに係る認可判断の延期が重石となり、米国時間午後にかけて、安値571.5万円まで反落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間6時30分現在)では577.5万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場はパウエルFRB議長記者会見後に一時611.8万円(4/21以来、約1週間ぶり高値圏)まで上値を伸ばすも、戻り売りに押される形ですぐに反落しました。一目均衡表基準線や一目均衡表雲上限、ボリンジャーミッドバンドを突破できなかったことから、テクニカル的に見て、上値の重さを印象付けるチャート形状となっております(4/25から始まったショートカバーは一巡)。

ファンダメンタルズ的に見ても、①世界的な量的緩和縮小への警戒感(市場では引き続き6月FOMCや8月ジャクソンホールでのテーパリング示唆を予測する向きが多い)や、②新型コロナウイルスの感染拡大懸念、③上記①②を背景とした過剰流動性相場の逆流リスク、④世界的な暗号資産規制強化の思惑、⑤米国に於けるビットコインETF認可期待の後退など、ビットコイン円相場の下落を意識させる材料が足元で着実に増えつつあります。

以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の反落をメインシナリオとして予想いたします。尚、本日は日本時間17時に予定されているオプションカットに注目が集まります。カットオフの時間帯に向けて、巨大建玉が位置する52000ドル(≒566.8万円)に引き寄せられる可能性もある為、本日はダウンサイドリスクに注意が必要でしょう(カットオフ後にダウンサイドのショートガンマが拡大することも相場の重石。週末に向けて、4/25安値510.0万円を試すシナリオを想定)。

本日の予想レンジ:530.0万円ー610.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、600万円台を維持できず反落。月末オプションカットに要警戒

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